野村克也氏急逝。

名捕手で名監督だった野村克也氏(愛称ノムさん)の急逝が伝えられました。
84歳でした。

現役時代はパリーグの中継ってあまりやっていませんでしたので、三冠王を獲得したりしたことは伝説でしか知りませんでした。
後で聞いた話で名捕手だったと言うことが分かった程度です。
現役当時からインサイドワークには定評があった選手でした。無名の高校からテスト生で南海ホークス入りして下積みを味わって這い上がってきた選手だけに芯が強かったでしょう。

解説者だったときはしゃべり方が暗かったのであまり好きになれなかったですが、当を得た解説にちょっと尊敬しました。

その後ヤクルトの監督となって当時ID野球と呼ばれるデーター重視の野球でヤクルトの黄金時代を築きました。
古田、高津、宮本等の名選手を育て上げました。
阪神と楽天でも監督を務めましたが、当時弱小と呼ばれていた楽天をクライマックスシリーズにまで導きました。
楽天監督時代は試合後のぼやきも定例行事となって記者とファンを楽しませてくれました。

そんな球界の宝が又一人お亡くなりになりました。
去年10月に400勝の金田さんが亡くなり、ノムさんも亡くなりレジェンド達が少なくなっていくのは淋しいかぎりです。
今日は球界の内外から追悼の言葉が贈られていました。
既に引退した選手達も何かしらノムさんと関わりがあったという事でした。

先に亡くなられた奥様とも天国でまた暮らすことができますね。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。