コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

定光寺駅

2019-06-09 17:17:18 | 日記
昨日の多治見めぐりの帰りに新設された「守山PAスマートインターチェンジ」から東名に入る為に愛岐道路(以前は有料道路でしたので今でも通称このように呼ばれています)を走って帰りました。
以前この道路はしょっちゅう走っていましたので思い入れがあり又懐かしく感じる道であります。特に定光寺付近は桜の時季は桜のトンネル状態になりドライバーを癒してくれます。
途中定光寺駅の対岸を走りますが、変わり果てた姿と秘境駅を見てきました。

玉野川(庄内川)を挟んで愛岐道路側は瀬戸市、定光寺駅側は春日井市に属します。駅名の由来となった名刹「定光寺」は瀬戸市側にあります。
対岸(定光寺駅側)に千歳楼という大きなホテルがありましたが、そこは現在廃墟になってしまっています。


瀬戸市側から城嶺橋(しろがねばし)を渡って定光寺駅に向かいます。


崖に張り付くように「定光寺駅」があります。


廃墟となった千歳楼、2003年倒産以来廃墟となり心霊スポットという有難くない噂ももらってしまいました。


この階段からホームに上がって行きます。当然ながら無人駅です。

ホームから景色を見渡しますと絶景が広がっています。

谷間を流れる玉野川が絵になります。
しばし、見とれていたい場所です。


東海の秘境駅とでも言えましょうか。

しかしこの駅名古屋駅から30分程で到着できる駅です。
2駅先の多治見が名古屋のベッドタウンとなっていますので列車の頻度は高い(快速は停まりません)ので秘境感はありませんが、風景は秘境を感じさせてくれます。
かつて高蔵寺・多治見間には14か所のトンネルがあり(現存は13か所)この工事で20名以上の犠牲者が出たという事で定光寺駅付近に殉職者の慰霊碑があるようです。(残念ながら場所は分かりません)尚、これらのトンネルは1966年(昭和41年)愛岐トンネル完成で複線電化により廃止となりましたが2009年に近代産業遺産に認定され一般公開の日には多数の来場者がこの定光寺駅を利用するようです。


多治見行きの電車が到着、コヤチンも電車の中から何回もこの景色を見ていましたが実際ホームに立つと迫力ありました。

こんな駅いつまでも残しておいてほしいのですが。