300系新幹線引退。

今日300系新幹線がラストランとなりました。デヴューして20年ですか。ついこの間デヴューしたばかりだと思っていたのですが早いものですね。
自分としては新幹線の型としてすぐに頭に浮かぶのは0系です。今までの電車で見た事もない未来を感じるデザインで幼いながら衝撃を受けた事を思い出します。その0系もなくなり、2代目の100系も引退しそして今日3代目の300系が引退です。新幹線の歴史を見てきた者としては時代の移り変わりを感じます。
300系は東海道新幹線に「のぞみ」という愛称の列車ができた時の車両ですので速さに期待したデザインでした。「のぞみ」の愛称が決まる前には「スーパーひかり」と呼んでいたと思いました。名古屋にいた時に東京出張の時に乗ってみたいと思っていて、初めて乗った時には車窓を眺めながら「そう言われれば速いような気がする」と思ったのを覚えています。
今日のラストランで残るのは700系とN700系となりました。いつしか300系も「なつかしの特急」となって行くのですね。

同じく今日ラストランを迎えたのが寝台特急「日本海」です。また夜行列車がひとつ姿を消して行きました。確かに寝台列車というのは寝にくいし狭いという感じですが、なんとも旅情をかきたてる乗り物です。消えて行ってしまうのは寂しい。かつてSLが日本各地から姿を消していった時の寂しさに似ているような気がしました。

いずれにしても長い間働いてくれてありがとう。特に300系新幹線は何度も私を運んでくれましたお疲れ様。