手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

手話通訳現場で想定されること/開始後

2016-12-23 07:14:35 | 手話
1、ろう者が怒る
 若い頃は、「あなたの手話表現はおかしい」という指摘をたくさん、いただいた。ありがたく、指導していただいた。
 謙虚に「教えてもらう」という態度で接していれば、まず、ろう者を怒らせることはない。いや、それはちょっと違うか・・・地元の年配のろう者たちが人格者ぞろいだったのだろう。感謝。
 手話通訳者の指名は100%認めて欲しい。
 普通の指名よりも重要なのが、逆指名。つまり、
 「手話通訳者Bは絶対に派遣しないでください」
 ってやつだ。いつもろう者を怒らせているような手話通訳者はあかん。

2、相手の聴者が怒る
 手話通訳者が相手の聴者を怒らせる、などというのは論外。
 手話通訳者ではなく、ろう者と相手の聴者が言い合いになることは、時々ある。
 手話通訳者は常に冷静に。当然ながら通訳者は黒子であり、通訳に徹する。
 情けない話だが、こういう場面で、相手の聴者の味方をする阿呆な通訳者がいる。ろう者にとっては戦場で味方に撃たれるようなものだ。こんな通訳者はいなくなって欲しい。

3、ペアを組んでいる手話通訳者とのトラブル
 通訳中は良好な関係を維持しなければならない。
 終わった後、好きなだけやりあえばよろしい。




ももさんへ

2016-12-23 07:12:33 | 手話
こんにちは。いつもありがとう。
手話通訳者の卵ですか。手話世界の金の卵、これからも頑張ってください。
コメント返信の仕方がわからんから、独立したブログ記事にさせてもらうで(笑)
正確に言えば、以前はできたけど、やり方がわからなくなった(笑)
痴呆老人なんで、勘弁してや。

>「オマエ、もう飲まんでええ!飲みすぎじゃ!!あほ!!」
手話世界の第二のたいしになる素質がありますな(笑)

>「ラインで「たまにはサークルおいでよ」などど送るのですが反応はないまま…
ラインは便利だけど、真剣な話、大切な話は面と向かってやるべきや。

>私は、聞こえる聞こえない関わらず「ダメなことはダメ!」と、言えなきゃダメと思ってます。
その通り。
その話、地元の手話通訳者に話してみて。
「その通り!」と力強く肯定する手話通訳者がいるなら、あなたの地域には希望がある。
残念ながら、わしらの地域は、真逆や。
ろう者と喧嘩できる手話通訳者がいない。
いや、一人だけ、いる。俺や(笑)
ろう者に向かって「ダメなことはダメ」とはっきりと言える手話通訳者が、他にいない。
だから、安心して引退できへん(笑)


>このまま放っておくべきなのでしょうか?
あかん。
相手を尊重することと、放置することは全く違う。
あなたが放っておいたら、彼はどうなる?
地元のベテラン手話通訳者が彼のサポートをしてくれるなら、あなたは一歩引いても構わない。
でも、おそらく、そうはならない。

手話通訳界の主流派たちは、放置する考えの人が多い。
あなたは主流派の中に入って活躍したい?
もし、そうなら、放置すればええ。

たいしのように嫌われてでも信念を貫くなら、それもよし。

第二のたいしになる覚悟があるなら、なんとしても、彼を引きずり出し、サークルに連れ戻すべし。


盲ろうの友達がいて、触手話を学んでいるんやね。
盲ろう支援をしている人たちから熱心に誘われるけど、いまだに、そっちの世界とは接触を持っていない。
頑張ってや、先輩!