宗男日記から

ムネオ日記
２００７年４月２５日(水)
　９時４５分、東京のロシア大使館にエリツィン前大統領の弔問記帳に行く。エリツィン大統領の遺影に頭を垂れながら、一つの時代の終わりを感じる。日露関係のダイナミックな発展を改めて願いつつ、北方領土問題解決に向けて安倍首相の英断を期待したい。
　１３時から憲政記念館での日本国憲法施行６０周年記念式に出席。国会議員の出席も少なく、関心の低さに驚く。衆・参議長、内閣総理大臣、最高裁判所長官の挨拶も型通りで、国民投票法案を参議院で審議している割には盛り上がりを欠く記念式であった。先人、先達はこの光景、空気を何と受け止めるだろうか。緊張感のある、責任ある政治をしなくてはいけないと自分自身に言い聞かせるものである。
　今日でJR福知山線脱線事故から２年。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、今なお事故の後遺症を背負っている皆様方にお見舞い申し上げたい。ちょっとしたミス、判断、仕組みが大惨事につながった訳だが、この事故を教訓に、公共交通機関は安全を第一に、ただ事故を振り返るのではなく、再び起こさせないという責任感を持って対処して戴きたい。
　政府は公務員制度改革関連法案を閣議決定したが、今国会での成立は出来るのか見守りたい。「官邸主導」を打ち出しているが、要は実行出来るかどうかである。国民は一握りの高級官僚の「わたり」、いわゆる特殊法人等の国の機関、影響力のある組織に天下りする事に拒否反応を示しているのだ。これらはトップが認めなければすぐにでも止めさせられる事だ。そう言った意味でも総理の決断が一番である。難しく考えないで、国民の価値観をしっかり踏まえてやっていく事が大事である。
　政治資金管理団体の事務所費について「自民も領収書添付５万円以上 参院選にらみ転換」（毎日新聞１面）と出ているが、何をモタモタしているのかと言いたい。情報の透明性を確保し、公開するのは義務であり、責任だ。私はあくまで５千円以上の領収書添付にすべきだと考える。５万円という数字は、あまりにも国民の価値基準とかけ離れすぎている。この事を、与党はもっと深刻に考えるべきではないか。与党はもっと現実を踏まえて判断する必要があるのではないか。
　明日は１０時から高裁で９回目の公判があるので、弁護士と打ち合わせをする。両陪席の裁判官がかわったので、しっかり更新手続きをしてもらう事にする。一度に２人も裁判官がかわるのは珍しい事だそうだが、これまでの公判の流れ、事実関係だけはきちんと頭にいれてもらいたい。私は事実関係を堂々と述べていく事にする。
　日本高校野球連盟が実態調査したスポーツ特待制度について、「最近５年間の甲子園出場校 国士舘など１６校 野球特待 『奨学枠』適用校も」（東京新聞１面）と出ている。当然予想された事だが、専大北上高校だけではない事がはっきりした。
　フェアプレー精神がもっとも感動を呼ぶ高校野球だが、生徒の責任ではなく、学校・経営者側の論理で行われてきた事が明らかになった。高野連がどんな判断を下すのか、注意深く見守りたい。
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本日提出した質問主意書２件
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№133　ロシア連邦駐箚特命全権大使と在モスクワ日本人記者の関係に関する質問主意書
・
№134　オランダ国駐箚特命全権大使の免官の過程における外務省官房審議官の発言に関する質問主意書
鈴 木 宗 男

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「大仁田厚　プレゼンツ　夕張チャリティプロレス　4月29日（日）　開催決定」
新党　大地　
鈴木宗男　オフィシャルページ　
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