鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年02月14日 | Weblog
ムネオ日記
2006年2月13日(月)
 11時半釧路発で上京。今朝の釧路はマイナス18.5度、東京に着くとプラス11度、30度の気温差に、体が戸惑っていることだろう。
 新聞のチェックをしていると、12日の東京新聞2面「いま、会いたい」のコーナーで「落ちた外交の基礎体力、政治家の質も格差拡大」の見出しで、私のインタビュー記事がある。日記の後に全文を掲載するので、是非とも見て頂きたい。
 昨日は釧路で地元のFMくしろ「浅乃屋本店 一期一会 風色の街」に出演し、約1時間の収録。パーソナリティの浅野一夫さん、佐藤晴美さんとの気持ちの良いやりとりと、リスナーからの質問に答えてきた。16日14時からの放送なので、釧路の皆さんには是非とも聴いて頂きたい。私なりに辛口のコメントをしているので、ご叱正・ご叱責をお待ちしたい。
 ライブドア前社長の堀江貴文容疑者が起訴されたが、検察は逮捕した以上必ず起訴してくるので当然の流れだ。堀江容疑者は全面否認。他の3人は供述していると、情報戦も盛んだ。メディアを使ってまで世論の反応を見たり、容疑者を追い込んだりするのは、私の経験則からも権力側の常套手段である。私は堀江容疑者の様な拝金主義・お金万能主義に与するものではないが、冷静に今後の展開を見守っていきたい。
● 2月12日(日)東京新聞2面 「いま、会いたい」
週刊誌からワイドショー、バラエティー番組まで、いま、メディアへの露出度が最も多い国会議員の1人がこの人。外務省問題でバッシングの嵐にさらされ、あっせん収賄など4罪で逮捕・起訴されたが、無実を訴え控訴審公判中。特異な立場からの外務官僚の実名告発などで、再び存在感を発揮している。現在の政治状況を含め、思いを聞いた。 (聞き手・白鳥龍也)
 弱肉強食、勝ち組・負け組、都会と地方…とね、格差が広がってきていると思う。政治家にも(質の拡大が)言えますね。小泉チルドレンていますね。みんな(本会議での)拍手とかパフォーマンスが一体。北朝鮮型。自分の信念、政治家としての意志がどこになるのかなと思う。チルドレンという言葉、最初に使われたのは小沢チルドレンですよ。全部だめになっているから小泉チルドレンも長いことないのかなと思いますね。(笑)
〈昨年、逮捕時点からだと約3年ぶりに国政復帰。現在の政治状況、特に小泉政治について、手厳しい感想を漏らす〉
 格差が広がったのは、(小泉政権の)新自由主義経済政策の結果。日本人の中に努力しても報われない、との意識が広がっている。昔は努力すれば報われる、だから頑張ろうと思った。政治の世界でも「偉大なるイエスマン」なんて、ごまをする者が出世するような風潮がありますよね。エネルギー資源がなく、勤勉な人的資源に支えられてきたのが日本の国。これでは国力が落ちてしまう。
〈告発手記や、質問主意書連発による外務省追及の狙いは〉
 最も直接的に国益に関わる外交が、今、国民に理解されているかというと大きな距離、溝がある。一握りの官僚は、国民の目線より、自分たちの保身ために動いている。外交を真に国民世論を背にしたものにするには、情報開示や外務省の透明性の確保が最も重要と気付いたわけです。これは私自身反省、自責の念もあってやってるんです。私はかつて、外務省は国益にかなう役所だからと百パーセント応援してきた。それによって日本が良くなると考えた。ところが、私自身が外務省に近寄りすぎて、国民の税金も無駄遣いさせてしまった。この点は本当に申し訳ないと…。
〈ムネオ事件以来、外務省も自己改革を進めようとしてきましたが〉
 少なくとも田中(真紀子)、川口(順子)両元外相が(省内の)混乱、(外交の)停滞で空白の三年余をつくっちゃった。その結果として、今や、外交の専門家たる外交官が首相を守っていない。外交の基礎体力が落ちている。
 例えば靖国問題。外務省にも小泉首相が参拝に行くから日中関係がうまくいかない、なんて言う幹部がいる。しかし、ときの首相がそれなりの判断や信念で動くのだから、外務省は要所要所に首相の考えを説明し、首相には相手の反応はこうです、その上で判断、発言されてはどうでしょう、と助言しなくてはいけない。今、そうした情報や意見を首相官邸に上げているかというと、その気配がみられない。いい話は上げるが、在上海日本総領事館員自殺事件など、悪い話は上げていない。
〈北方領土問題の打開策は、やはり二島先行返還の実現?〉
 外交に百点満点はない。双方五十点、五十点でスタートしないと。ロシアは(「日ソ共同宣言」に基づき)歯舞、色丹の二島は返す用意があるというのだから、まずは返してもらい、その後、残り二島の帰属を話し合う。そして、何とか返してもらう努力をする。空想的でなく、現実的な解決論が大切。今のままでは二島も返ってこない。
〈ところで、ムネオバッシングをしたメディアに今、盛んに出ているのはなぜですか〉
 逮捕前の私は権力に近付いていて自信があったですよ。一番になることはできなくても、努力して、二番や三番にはなれると。現に仲間の国会議員を持ってそれなりの歩みはしてきた。前しか見てきませんでしたね。それが「国策捜査」によって後ろを見るというか、国民の真の目線で物を考えられるようになったですよ。メディアの方も権力側にいた鈴木が、今は国民の側の同じ価値観を共有している仲間だという意識でみてくれるようになったと思ってます。
 それと、逮捕されて分かったのは、権力側はね、メディアによる情報操作、世論調査をするんですね。メディアも知らずに権力の手足に使われることがある。だから、今はバッシングしたメディアを攻撃するのではなく、逆に私が知っている真実、事実をできるだけ情報提供したいと思ってる。何よりも私は権力側の力を知ってますから。あとは国民の皆さんに、判断してもらえばいいという私の経験則からの判断なんですね。
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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