宗男日記から

ムネオ日記
２００５年４月４日（月）
　帯広から東京に戻る。桜も咲き始め、良い季節が始まっている。昼から東京事務所で仕事。夜は仲間の国会議員との定期的な懇談会。政局、郵政民営化、次期総選挙の話で盛り上がる。郵政民営化については、政府案がまとまりやっと土俵に上がり、これからどうなるか好取り組みを期待したい。地方の現実を踏まえての賢明な議論を是非ともお願いしたい。
　四日の朝刊を見ると、「アカエフ キルギス大統領は帰国せず辞任し、議会 刑事責任問わず」と出ているが、相方取引をしたということか。それにしてもアカエフ大統領が独裁で腐敗していたということを、外務省は一回でも説明していたであろうか。国民の税金を使ってキルギスを支援させてきたのは正しかったのかどうか検証しなくてはならない。より正確なしっかりした情報認識のもとで、賢明な外交を進めるべきでないか。
　アフガニスタンについても、私の処にはカルザイ政権の危うさを指摘する声がある。麻薬の問題一つとっても大変な状況と言われている。アフガン復興に日本は協力しているが、早いうちに国際的連携をとりながら対処しなくてはならないと思う。
　中国で日本の常任理事国入りに反対のデモや、日系スーパー襲撃が起きているが、どこまで広がるのか懸念される。韓国の姿勢、今年に入ってからの盧武鉉大統領の発言等、戦後六十年、大きな国際包囲網をひかれている様にも思えてならない。反ファシズムの共通語により、日本バッシングが広がる事のないよう、この点も外務省は戦略をしっかりもって対応すべきでないか。
　米大リーグ開幕。日本人選手の活躍がTV・新聞をにぎわす。アメリカで頑張っている日本人を見るにつけ、凄いことだと思いながら、若者にやればできるという勇気を与えてくれるメジャーで頑張る日本選手に、今年一年の健闘を期待したい。
鈴 木 宗 男