ムネオ日記
2007年2月28日(水)
日本版NSC(国家安全保障会議)について各紙取りあげている。
・ 「安倍戦略 官邸が前面 縦割りの排除が課題 事務局10-20人 省庁抵抗小さく出発(読売新聞3面)」
・ 「意識先行看板倒れ 国家戦略まだ白紙(毎日新聞2面)」
・ 「首相と3閣僚で構成 日本版NSC 集団的自衛権も議論(産経新聞1面)」
・ 「事務局の人材確保カギ 首相補佐官の役割あいまい 日本版NSC 外交・安倍の司令塔 来年春発足へ法改正 定例会議 月2回以上 官邸主導で政策立案(日本経済新聞2、3面)」
・ 「秘密漏洩は厳罰化 創設へ報告書 首相・3閣僚で新会議(朝日新聞1面)」
・ 「機密漏洩に厳罰も 報告書提出 来年4月発足目指す(東京新聞1面)」
中央5紙の見出しは以上だ。国家安全保障に関する組織をつくる事は結構だが、要は「人」である。十分な基礎体力を備えた人が必要である。しかるべきポストにはしかるべき人が就かないと国益を損なう。
今、官邸が機能していないとよく言われるが、官房長官の役割は極めて重じゅうかつ大だいである。経験、識見、何よりも胆力が求められる。3閣僚の重要性は言うまでもない。「前政権の外相、防衛相より、今の方がましだ。しかし、官房長官は…」という声が聞こえてくる。組織をつくる前に、適切な人がその任に就いているかどうかが先決だ。これからの流れを見守りたい。
東京新聞24、25面の「こちら特報部」に「赤ちゃんポスト」について書かれている。「命を救うのが美しい国では」「赤ちゃんポスト 政府首脳横やりの波紋 捨て子助長論に『?』」「従来の家族観脱却を」「現状でも捨て子横行 独では遺棄増加なし」と見出しになっているが、私は大事な命、赤ちゃんを物扱いする事には断固ノーである。赤ちゃんの人権、命を言う前に、大人の責任を考えるべきだ。「命を一つ一つ大事にするのが美しい国ではないでしょうか」と、慈恵病院の蓮田太二理事長は27日こう語ったと記事になっているが、私はその命をつくった大人が責任を持ち、命は尊いものだ、かけがえのないものだと思う心が大事だと言いたい。そもそも児童虐待とか捨て子だとか、あってはならないことである。
この特報部の最後に次の様に書かれている。「最後に赤ちゃんポストの論議を通じてこう提言する。『生みの親が育てるのが理想だが、必ずしもいいとは限らない。生みの親が育てて当たり前という従来の家族観から社会が脱却する事も必要だ』」。この記事を読んで私は正直ビックリした。私とは全く違う価値観である。子供は親を選択出来ないのである。子供の視点で考えるのではなく、親、大人の責任が第一ではないか。家族の絆、親子の絆をどう考えるのか。無責任な親、無責任な大人をつくってはいけないのだ。この記事を読みながら、改めて日本の現状を憂うるものである。
この5年間、特に児童虐待が多くなったというデータを見る時、政治と無関係ではないと考える。勝ち組・負け組に分けられ、努力しても報われず、やる気を失っている日本人の姿がある。モノ・カネ優先の新自由主義的政治を変える事が、今必要だと考える。頑張れば、努力すれば明日があるという、真に公平で公正な社会にしなくてはいけない。子供は国の宝であるという尊い認識をしっかり持たせなければならない。
その為にも、美しい国づくりではなく、美しい日本人をつくる事だ。それは単位のつかない、計算の出来ない価値、つまり優しさ、思いやり、慈しみ、愛情に溢れた心をもつ日本人をつくる事だ。道義と節操を重んじた日本人だ。その道義と節操がなくなっている。政治の責任において、良き伝統、良き文化、何よりも失ってはいけない「心」を取り戻さなくてはならない。
16時45分羽田発で女満別空港へ。19時から網走ブロック(網走市・清里町・小清水町・斜里町)後援会新春交礼会。大勢の人が集まってくれる。4月の北海道知事選挙では荒井あらい聰さとしさん、7月の参院選北海道地方区では多原たはら香里かおりさんへの応援をお願いする。大勢の皆さんが賛同して下さり、有難い限りである。
◎ 本日提出した質問主意書1件
・ 在ロシア連邦日本国大使館政務担当公使の贈与等報告に関する再質問主意書
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2007年2月28日(水)
日本版NSC(国家安全保障会議)について各紙取りあげている。
・ 「安倍戦略 官邸が前面 縦割りの排除が課題 事務局10-20人 省庁抵抗小さく出発(読売新聞3面)」
・ 「意識先行看板倒れ 国家戦略まだ白紙(毎日新聞2面)」
・ 「首相と3閣僚で構成 日本版NSC 集団的自衛権も議論(産経新聞1面)」
・ 「事務局の人材確保カギ 首相補佐官の役割あいまい 日本版NSC 外交・安倍の司令塔 来年春発足へ法改正 定例会議 月2回以上 官邸主導で政策立案(日本経済新聞2、3面)」
・ 「秘密漏洩は厳罰化 創設へ報告書 首相・3閣僚で新会議(朝日新聞1面)」
・ 「機密漏洩に厳罰も 報告書提出 来年4月発足目指す(東京新聞1面)」
中央5紙の見出しは以上だ。国家安全保障に関する組織をつくる事は結構だが、要は「人」である。十分な基礎体力を備えた人が必要である。しかるべきポストにはしかるべき人が就かないと国益を損なう。
今、官邸が機能していないとよく言われるが、官房長官の役割は極めて重じゅうかつ大だいである。経験、識見、何よりも胆力が求められる。3閣僚の重要性は言うまでもない。「前政権の外相、防衛相より、今の方がましだ。しかし、官房長官は…」という声が聞こえてくる。組織をつくる前に、適切な人がその任に就いているかどうかが先決だ。これからの流れを見守りたい。
東京新聞24、25面の「こちら特報部」に「赤ちゃんポスト」について書かれている。「命を救うのが美しい国では」「赤ちゃんポスト 政府首脳横やりの波紋 捨て子助長論に『?』」「従来の家族観脱却を」「現状でも捨て子横行 独では遺棄増加なし」と見出しになっているが、私は大事な命、赤ちゃんを物扱いする事には断固ノーである。赤ちゃんの人権、命を言う前に、大人の責任を考えるべきだ。「命を一つ一つ大事にするのが美しい国ではないでしょうか」と、慈恵病院の蓮田太二理事長は27日こう語ったと記事になっているが、私はその命をつくった大人が責任を持ち、命は尊いものだ、かけがえのないものだと思う心が大事だと言いたい。そもそも児童虐待とか捨て子だとか、あってはならないことである。
この特報部の最後に次の様に書かれている。「最後に赤ちゃんポストの論議を通じてこう提言する。『生みの親が育てるのが理想だが、必ずしもいいとは限らない。生みの親が育てて当たり前という従来の家族観から社会が脱却する事も必要だ』」。この記事を読んで私は正直ビックリした。私とは全く違う価値観である。子供は親を選択出来ないのである。子供の視点で考えるのではなく、親、大人の責任が第一ではないか。家族の絆、親子の絆をどう考えるのか。無責任な親、無責任な大人をつくってはいけないのだ。この記事を読みながら、改めて日本の現状を憂うるものである。
この5年間、特に児童虐待が多くなったというデータを見る時、政治と無関係ではないと考える。勝ち組・負け組に分けられ、努力しても報われず、やる気を失っている日本人の姿がある。モノ・カネ優先の新自由主義的政治を変える事が、今必要だと考える。頑張れば、努力すれば明日があるという、真に公平で公正な社会にしなくてはいけない。子供は国の宝であるという尊い認識をしっかり持たせなければならない。
その為にも、美しい国づくりではなく、美しい日本人をつくる事だ。それは単位のつかない、計算の出来ない価値、つまり優しさ、思いやり、慈しみ、愛情に溢れた心をもつ日本人をつくる事だ。道義と節操を重んじた日本人だ。その道義と節操がなくなっている。政治の責任において、良き伝統、良き文化、何よりも失ってはいけない「心」を取り戻さなくてはならない。
16時45分羽田発で女満別空港へ。19時から網走ブロック(網走市・清里町・小清水町・斜里町)後援会新春交礼会。大勢の人が集まってくれる。4月の北海道知事選挙では荒井あらい聰さとしさん、7月の参院選北海道地方区では多原たはら香里かおりさんへの応援をお願いする。大勢の皆さんが賛同して下さり、有難い限りである。
◎ 本日提出した質問主意書1件
・ 在ロシア連邦日本国大使館政務担当公使の贈与等報告に関する再質問主意書
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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