宗男日記から

ムネオ日記
２００７年２月４日(日)
　今朝の陸別町の気温は－３℃、例年なら－２０℃前後なのに驚くばかりの暖冬である。一昨日は－２３℃あったそうで、１日でこんなにも気温差があるのは珍しいと地元の人は言う。地球温暖化は生まれ故郷にも確実に現れていると実感する。
　９時半女満別空港発で羽田へ。13時から日本TV「行列のできる法律相談所」収録、16時半までかかる。2月25日（日）21時から21時54分の放送予定。島田紳介さんの軽快な司会で、あっという間の3時間だった。18時羽田発で小松空港に向かい、福井県で後援会会合。福井の皆さんとは昭和55年中川一郎先生が国務大臣科学技術庁長官になって以来の人間関係でもう27年に及ぶご厚誼を頂いている。変わらざる人間味、人の心に感謝の気持ちで一杯だ。選挙区以外で後援会を作ったり、ご支援を頂くということは、お互いの信頼関係、人間関係なくして出来ない事である。この事を考える時、福井で事務局を担ってくれている伊藤さんには頭の下がる思いで一杯だ。今年初めての福井だが、あらためて福井で私を支えてくれる多くの皆様に感謝の意を表したい。
　毎日新聞一面トップに、「地域間の所得格差小泉政権で拡大」実証・本社集計　係数、02年から上昇と出ている。格差の度合いを示すジニ係数を年毎に割り出したところ、02年を境に上昇したことが毎日新聞社が東京大大学院の神野直彦教授の協力を得て割り出し、平均所得の最高値と最低値の差は3,40倍から4,49倍に拡大、小泉純一郎前政権の間に地域間格差が開いたことを示したと書かれている。自治体の平均所得ランキング、自治体ごとの平均所得の推移もグラフで載っており、分かりやすい。この数字を見て現内閣はどう受け止めるのか、地域間格差問題をしっかり認識しなければいけない。同時に政治がなかったことを示すものでもあり、政治家自身現実を見つめていかなくてはならない。真の公正、公平、額に汗したものが報われる社会に向けて、私は私の立場で努力していく。
　注目された愛知県知事選挙、北九州市長選挙は1勝1敗の結果になった。この結果が明日からの国会審議にどう関係してくるのか。愛知でも2期目の現職は強いというのが定石だが、今回は大接戦だった。これだけでも柳沢発言の影響があったと思う。今度は国会に議論の場を移し、国民に良く分かる議論をしていって欲しいものである。
鈴 木 宗 男
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