鴻風俳句教室

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たんぽぽの綿毛飛び立つ風の艶

2007年06月04日 14時02分20秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

 日本でなら「たんぽぽの綿毛」などちっとも珍しくはない。
 なんだこんなものというだろう。

 ところが中国では、土の中に眠っていたたんぽぽが、
 春になって、外に頭を出したとたんに、
 たくましいオバチャン連中が「摘み草」と称して
 集団で摘み取ってしまう。
 それを洗って、生で食べるんだ。

 マヨネーズも塩も振らないんだから、
 青臭さと、わずかな苦味だけが口に残るんだね。

 学生の一人が
 「四豊山まで行って採って来ました。」
 「先生どうぞ」といわれても、
 「ごちそうさま、いただきます。」とはいえないもんね。

 だから、オバチャンたちに見つからずに
 こうして綿毛に育つだけで貴重品なんだ。

 「遠くまで飛んでいって、花を咲かすんだよ。」
 「オバチャンたちに採られるなよ。」と
 エールを送りたくなるんだ。

 綿毛もこうしてみると、まるで天使の集まりに見えてくるね。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たんぽぽの綿毛飛び立つ風の艶 (CHI)
2007-06-04 17:08:56
蒲公英も食べられることを先日聞きましたが、中国では生で食べるのですね。

苦くないのでしょうか?
湯がいて食べても苦さは残ると聞きましたが・・・。

日本でも綿毛が飛んでいます。
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アリガトォ (句写美)
2007-06-05 03:06:43
 たんぽぽはいくら若くても苦いですよ。

 それを、女の子が教室にもってきて、生で食べているのですから。考えられないですよ
返信する
Unknown (みさこ)
2007-06-17 14:24:13
え!タンポポの綿毛を食べるの?初耳です。
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みさこさ・<(_ _*)> アリガトォ (kou)
2007-06-17 17:47:47
 みさこさん、早とちりしている。
 文をよんでくれたないな^^

 綿毛はいくらなんでも食べないよ。
 出てきたばかりの、若い葉っぱだよ。
 それだって、日本人は食べないよね。

 苦いだろうという先入観があるんだね。
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