・立葵も終わりとなった。
子供の頃は「コケコッコー花」と云って、ひとひらの花を上手に開いて、鼻のてっぺんやおでこに貼って遊んだものである。
・・じぃじは北海道の小樽市で生まれた。「小樽別院稲穂町の説教所」であった。
小樽駅の一つ手前の駅は「南小樽」と云うが、小樽は山坂の多い町で、この「南小樽(通称・南と樽をとって南樽(「なんたる」)は
谷の底がプラットホームで、そのてっぺんに駅がある。その山の上まで登る駅の階段がすごいのである。
・・・その崖一面に「立葵」が咲き、子供心にもなんてきれいなんだろうと思ったものである。
それも今では少なくなってしまった。種がこぼれるのだろうが、自然に消えて行くものなのだろう。
・・・・千日紅も百日紅も今年の盛りを過ぎた。今日からは9月に入った。
・・心中の情念陰り立ち葵
・・情念の赤もて窄む立ち葵 窄む=すぼむ
・・朗らかに十本ほどの立ち葵
・・詩想沸く駅の階段立ち葵
・・紅玉の千を挿頭に千日紅
・立ち葵4枚・他1枚・俳句6句
じぃじさん、画像の花は「百日草」ではないですか?
「百日紅」はサルスベリで、サルスベリと入力しても
「百日紅」と変換されます。
北海道で、言うのかはわかりませんが・・・
理性では抑えることのできない悲・喜・愛・憎・欲などの強い感情を情念というようですが、じぃじ様は立葵の花にいろいろと思い出がおありの様で^^
私の子供のころは家の周りや道端に良く咲いていました立葵…遊びに行く海辺までの道程の長くて暑かった事を思い出します^^
色とりどりの綺麗な花ですね~
じぃじ様の愛読書の一つ源氏物語 柏木の歌にも詠まれていますネ。和歌など披露しながらビビるところが王朝人の典雅なところだったのでしょう^^
じぃじ様も色あせず艶やかな俳句の世界を泳いでくださいね^^
百日草は田舎では浦島草と言い、お盆のお墓参りに良く持っていきました~今は昔の思い出です^^
有難うございました。
たくさんの立ち葵ですね~
家のは もう 終ってしまいました。
好きなピンク色ですが、あまり
増えません。(肥料が足りないか?)
もっとも 頂いてから 3年ですからね~
桔梗の花 今 2回目が 咲いて
いますよ。
お休みなさい。
百日草を「浦島草」とは初めて聞きました。
地方によりいろいろな呼び名があるのですね。
葉山では家の竹藪などに咲いている葉は鳥の足のように分れ、奇抜な色と形の暗紫色の仏焔苞の中から肉穂花序を立て、その先が紫黒いろの40㎝位の糸のように垂れてることから浦島太郎の釣り糸に見立て「浦島草」と名がついたそうです。
全く違う花ですが面白いですね。
じぃじさんのコメントは、いつも愉快な話です。
教養のない私は、なるほどと興味深く読ませてもらっています。
>>心中の情念陰り立ち葵
1枚目の立ち葵の色はとても上品なうつくしい色ですね。
ちょっと俳句の作者のきもちとは違ってしまったかしら?
しかし「百日紅」は確かに「サルスベリ」ですね。
こんな紛らわしいことをしてはいけませんね。
こういうのを「猿も木から滑る」といい「猿滑」と云うんですよ。
ま、紛らわしいのは、さっさと外しました。
ごめんなさいね。
専門書でもミスがあるものですね。
なんだか、どんどん花も無くなってしまいます。
寂しい季節です。
小樽で生まれ。、小さい頃は小樽の港町で育ちました。
やはり小樽には様々な思い出があります。
いつもいつも、優しいコメントをありがとうございます。
よく勉強されていますね。
じぃじは現在「万葉集巻十二」の恋の句を読んでいます。
もう恋などすることもないでしょうが、恋は昔も現代も
一緒なのでしょうね。
ありがとう^-^
桔梗は、一番花が咲いて白くなったら、切り取ります。
そうすると8月から9月に駆けて2番花が咲きますが
これも終わりました。
それ以外の紫陽花も額紫陽花もすべて切り取りました。
そんなことで今は花らしい花がありません。
これからは、ホトトギス草が咲き出します。
今月の27日が「中秋の名月」です。それが過ぎると、
北海道は一気に寒くなりますね。
ありがとう^-^
1枚目の写真がきれいだったんで、貼ろうかなと思ったんです。
この写真がなかったら、立葵の時季には遅いのでやめようかと思ったのですが、ま、一家と思い貼りました。
目を止めてくださいましてありがとう^^
今年のじぃじん家(ち)の花もほぼ終わりました。
ありがとう^-^
「万葉集巻十二」などを読んでいるので俳句に艶がでるのですね^^
妹に恋ひ寐ねぬ朝明に吹く風は妹にし触れば我れさへに触れ・・・
こんなことも思いながら・・素敵なじぃじ様です^
ハナ様 初めまして。
此のブログで良くお目にかかっております^^
浦島草、ハナ様の言うとおりの花で私も時々見かけています。マムシ草に少し似ていてちょっとグロテスクですよね^^
百日草は、幼いころ実家の庭に(今でも)沢山咲いていて、お墓の周りにも咲いています。
地元では「ウラシマソウ」と呼んでいるのです^^どんな根拠が有るかわかりませんが、田舎の独特の呼び方なのでしょうね。
じぃじ様の写真に有ったので懐かしく思い出していました。ハナ様有難うございました。