・「曼珠沙華」ほど多くの名を持っている花も珍しのではないだろうか。
・・歳時記を開くと「まんじゅさげ」「彼岸花」「死人花」「天蓋花」「幽霊花」
「捨子花」「したまがり」「狐花」「三昧花」などが書かれてある。
・・・この他に地方による方言での言い方もあるであろうと思う。
・・・・正保二年(1645年)に出版された「毛吹草」では「曼朱沙花」と出てくるが、これなどが一番古い出典であろう。
・曼珠沙華には毒性があり、野鼠や鼠を寄せ付けないように植えられたと言う説や、救荒食物に植えられた物だという。
・・曼珠沙華を詠んだ俳句もたくさんあるが、我が師澄雄師の作った句が簡潔で好きである。
・・・澄雄師が北海道に来られたときに。ご一緒にうなぎ「宮川」で飲んだときに書いて戴いた色紙である。
・・・・上で貼った3句もある人からの要望で、曼珠沙華を改めて一つとした。鴻風
・北の地に咲く彼岸花いとほしや
・天蓋花遍昭尊に遍けり
・狐花夜には狐の集会所
・野晒の我が魂ならむ死人花
・咲かねばと咲く十月の曼殊沙華
・捨子花おまえを捨てし母念ふ
・死者よりも生者おそろし死人花
・幽霊船幽霊花を満船に
・曼殊沙華夜明けの峠は雪ならむ
・花の名のしたまがりとは面妖な
・英霊の御霊ぞ幽霊花満開 御霊(みたま)
・三昧花念仏三昧の老夫人
・此岸より彼岸へ行く船彼岸花
・西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 森 澄雄師の句
写真14枚俳句13句
たまには言葉の遊びも大事なんです。
底の浅い俳句ですがね。
ただ、面白いのは、面白いかもです。鴻
>幽霊船幽霊花を満船に
面白いお句と思います。
今年は4本芽を出し伸びましたが、
3本しか咲くことが出来ませんでした。
来年は持った咲いてくれるものと思うのですが。
色の薄いのは、もう終わるからでしょう。
それと、多分に光線の加減と思います。
来年こそもっと増え、鮮やかな赤になってくれることでしょう。
一句おとりあげ、ありがとうございました。
ありがとうございました。
4年目にして咲いた花です。
来年も咲いてくれると信じて居ます。
来年咲きましたら、一番先にお知らせしましょう。
花菜さんのところも、曼珠沙華なら、4年後に
咲き出すことでしょう。それまで、気長に待つことですね。
ありがとうございました。
なぜ、もっと早くコメントをいただけなかったのでしょう。
この句を頂きます。
この老婦人の気持ち分かるような気がします。
三昧花と言う名前を初めて聞きました。北海道の曼殊沙華は、こちらの曼殊沙華より、色が淡いようですね。
電車に乗って見に行きたいです。
去年球根を買って植えたのですが一向に芽の出た気配がありません。もしかしたら、と思ってしまいました。
確かに本には中国が原産と本には書かれていましたが中国ではどこでも、咲いているのを見たことが無かったですね。
芍薬だとか牡丹だとかバラh飽きるほど見ましたが、
曼珠沙華は見たことがありませんです。
鴻は芭蕉さんの生まれ故郷、伊賀上野で見た曼珠沙華を忘れられません。
一句おとりあげくださり、ありがとうございました。
美秋さんがお送りくださいました、曼珠沙華が、4年目にしてやっと4本咲きました。2年目までは、蓆をかけたり、
枯れ草をかけたりしました。
しかし芽も出ないんで3年目は、なにもしないで投げておきました。完全に土はがちがちに氷ついているはずなのに、4年目の今年咲きました。
咲かないと、凍り付いて死んでしまうと思ったのでしょう。
ともかく、美秋さんにだけは見て戴きたいと思いまして。
また、俳句をなさいませんか。月一度の句会だけでも
いいではありませんか。
気が向いたら、教室もまた覗いてみてくださいね。
本当にありがとうございました。
奥さまによろしくお伝えくださいますように。鴻風
中国からの帰化植物・・救荒食物・・北海道には自生品なし・・・とものの本にありました。それが北の大地に咲いたのです。いとほしく思うのは当然でしょう。
私のこころに残る彼岸花・・唐招提寺の薄暗い墨絵ような木陰のなかに真紅の彼岸花が鬱蒼と咲いていた光景・・それを見たときの衝撃がいまだに脳裏を去りません。
何しろ咲くまでに4年掛かりましたからね。
白も欲しいと思いますが、難しいでしょうね。
もっと温かいときに咲くならわかるんですが、
峠は雪になるでしょうという天気予報が出ている
十月に咲くなんて、凄いと思いました。
一句おとり揚げくださり、ありがとうございました。
ただ、森澄雄師の作品が好きなだけで、
鴻の作品には見るべき物はありませんでしたか。
シクシク(泣)
曼珠沙華が片岡知恵蔵扮する探偵 多羅尾坂内とは
凄い発想ですね。
二句取り上げてくださりありがとうございました。
ランキングまでごラン戴きましたか。
下手していると、すぐ4位に下がるんですよ。
一句選んで戴きありがとうございます。
山も峠も」雪です」。平地も間もなく降ることでしょう。
10月中には一度は来ますので。
風邪には葛根湯ですか。今度から鴻も飲んでみようかな。
箱根行きは11月5日でしたか。その日に体調をあわすのは難しいでしょうが、ベストに持って行ってください。
決して無理だけはなさいませんように。
ありがとうございました。
ウソですよ。
北海道なんてどこを見ても曼珠沙華など咲いていませんよ。
北海道はどこに行ったら咲いているんですか?と言いたいですよ。
俳句はやっぱり、森澄雄師の句がいいですか。
鴻の句はかぐやさんの目にはとまりませんでしたか。
ザンネン^-^
一番でのコメントをありがとうございました。
北の大地に咲きましね。
冬場は球根は凍りつきながら良く生きながらえました。来年はまだまだ花数が増えると良いですね。先生の咲かせて見せようの心意気・・
咲かねばと咲く十月の曼珠沙華
総ての句がお見事です。
実に意味深の句勉強になりました。
毒花と言われている花も最近は庭の片隅に鑑賞用に植えられています 私もこちらに越す前は玄関先に植えていました。五年前突然変異で白い花が三本咲き毎年二・三本ずつ増え驚いたことがありました。
どの句も素敵で一句取り上げるのにも迷います。
曼珠沙華夜明けの峠は雪ならむ
けなげに雪の中に咲く曼珠沙華は凄いと思いました。
沢山の花とお句有難うございました。
素敵なお句の紹介をありがとうございます。
俳句と写真は、花の名のしたまがりとは面妖な がイチ押しです。英霊の御霊ぞ幽霊花満開 の句も霊を連ねた調べよき句と感銘しました。
あの高名な俳人 森澄雄が師系とはスゴイです。
1つの季語で沢山詠まれましたね。
みな素晴らしく1つを選べませんが、
曼珠沙華夜明けの峠は雪ならむ
雪が降りましたか?
此方も朝は14,5℃で、孫も私も風邪を引いてます。
私はめったに熱は出ないで喉にくるので「かかったかな」と思ったら葛根湯を飲んで酷くなりません。
私は俳句の方は全然だめです(-_-;)
東海道53次で2ヵ所に投句箱がありましたが、
中曽根康弘さんが俳句を詠んだ句碑がありました。
次は11月5日、畑宿~箱根峠の難所です。
彼岸花はきれいで華やかな花ですが動物も寄せ付けない淋しく又、凄まじさも持ち合わせた花ですね~
日本では沖縄から北海道まで咲いている花と有りますが、やっぱり北国には珍しいですね。
私も同郷の「森澄夫師」の・西国の畦曼珠沙華曼珠沙華を素晴らしいと思います。鴻先生も「彼岸花」で沢山の俳句を詠まれ素晴らしいですね。
一句を取上げることはできません、みな凄いと思います。
有難うございました。 かぐや