くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

ひらけ玉手箱リターンズ! 検地体験にお越しいただきありがとうございました

2015年11月27日 | こんなイベントやります(やりました)
第18ブース【検地体験】
場所・・・稲荷曲輪

ブースのツボ
◎教科書でおなじみの検地。さお、縄、直角の道具を使い、実際の計測方法を体験する。
◎検地の意味や石高、年貢の意味を学習する。

舞鶴橋に一番近い場所で店開きした「検地体験」には、小学生の低学年のみなさんには少し難しいお話でしたが、多くの方が体験していただきました。

検地は何人もの役人が村にやってきて、田や畑のたて、横の長さを測り、面積を計算して、年貢を計算していきます。今回は、さおや縄を使ってたてと横の長さを図る体験をしてもらいました。写真はその様子です。

検地によって田畑の面積が決められ、そこからの収穫量が計算され、そして年貢が集められます。江戸時代、米で納めた年貢の多くは鰍沢から江戸に送られましたが、一部を災害などに備えるために甲府御詰米(こうふおつめまい)として甲府城の鍛冶曲輪(かじくるわ)にあった米蔵に保管していました。

なお、歴史の教科書でおなじみの太閤検地にあたる甲斐の国全体に行われた検地は、天正19年(1591年)加藤光泰(かとうみつやす)の検地があてはまるものと考えられます。
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