くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

馬産。

2014年12月04日 | 甲府城日記
ここ数日、空気がいよいよ冬本番!という冷たさになって参りましたね。
今日は山梨県も一応雪予報が出ていますヨ(甲府盆地は大丈夫そうかな?)
どおりで寒いワケです……ブルブル

さて、先日また甲州市に調査に行って参りましたので、塩山のお寺の写真をご紹介しますね。



こちらは常泉寺といって、あの聖徳太子の黒駒伝説の残るお寺です。
ホラ、甲斐の黒駒に太子が跨って富士山までひとっ飛び!という……(^_^;)
3日で富士山まで行って飛鳥に帰って来たとゆーアンビリーバボーなお話ですが(笑)、
その帰り道に寄って腰かけたという腰掛け石がこのお寺にはあるんですよ。

また境内には太子堂もあって、太子像が祀られています。
この摩訶不思議な黒駒伝説はあくまでも伝説なのですが、こんな話ができちゃうくらい甲斐国は古代から馬産が盛んだった、
また甲斐産の馬には良馬が多かったということを暗示しています。
この牧経営が地元の豪族や、後から入ってきた源氏の一族(甲斐源氏)の重要な権力基盤のひとつになり、
ひいては戦国時代の武田の騎馬隊にも繋がるワケなのです
あ、甲斐の馬と言えば、つい先日まで山梨県立博物館で馬の特別展をやっていて大変面白い展示でしたよ
見逃しちゃった方!
今は常設展でも馬関係の資料を多めに出しているようですので、ご興味のある方はぜひ寄ってみて下さいね
馬の話も結構奥深いのであります……

追伸:冬タイヤに替えていない県内ドライバーさん、そろそろ履き替え時期ですよ~

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