くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

北杜市指定史跡 獅子吼(ししく)城跡

2015年04月23日 | 甲府城調査研究所
今日は山梨県内で石が積まれたお城を紹介します
先代のブログでも案内済みですが…
韓国弾丸ツアーに触発され、甲府城や県内の石垣についてもう一回お勉強したいなぁ



所在地 北杜市須玉町江草5340
指定年月日 昭和63年3月18 日

根古屋神社の大ケヤキの裏山にあたります。集落から比べて80mほどの高さがある急峻(きゅうしゅん)な独立した山で、山頂を中心に多くの郭(くるわ)(建物を置くため等に人工的に削平された平場)が配置されています。この城の大きな特徴は自然石を利用した石積み、石塁で巧みに郭を構築していることで、場所によっては石で全面覆われているようにも見え、見る者を圧倒します。  
 この城は眼下に流れる塩川、これに沿って延びる小尾街道を押さえる重要な城でした。この城に関する史料の初見は『高白斎記(こうはくさいき)』永正六(1509)年の条で、「十月二十三日、小尾弥十郎江草城ヲ乗取」と書かれています。また、武田氏滅亡後に甲斐国の領有をめぐって徳川氏と小田原に本拠を置く北条氏の争った天正壬午(てんしょうじんご)の戦いでも主要な攻防が行われた城で、北条氏が押さえた後、服部半蔵率いる伊賀組の活躍により落城したという歴史があります。  
 冬は山城を見学するには絶好の季節です。夏の時期には鬱蒼(うっそう)と茂った草木で見えなかった遺構が良く見え、新たな発見があるかもしれません。
【北杜市HPより】



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