http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/88215より転載
「山城議長の保釈を」 大阪でミキサー車など250台パレード
2017年3月12日 21:44
「辺野古新基地NO」を掲げるミキサー車など250台のパレードが12日、大阪市内の繁華街であった。4労組でつくる関西生コン産業政策協議会が春闘に合わせて実施。毎年辺野古を主要スローガンの一つに掲げており、ことしは勾留が続く沖縄平和運動センターの山城博治議長の保釈も求めた。
出発前の集会には約700人が参加。構成団体の全日建連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長は昨年の集会に山城議長を招いたことを振り返り、「逮捕、拘束は闘争を押しつぶすための攻撃だ。新基地建設は絶対に認められない」と強調した。
パレードは辺野古沖のボーリング調査を請け負う深田サルベージ建設の本社前も通り、抗議の声を上げた。
****************************
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/88273より転載
山城博治議長の妻が接見 約4カ月半ぶり 弁護士「遅すぎる決定」
2017年3月13日 12:02
米軍基地の建設反対運動中に公務執行妨害や威力業務妨害で逮捕・起訴された沖縄運動センターの山城博治議長(64)の妻が13日午前、那覇市の那覇拘置支所で約20分間、山城議長と接見した。山城議長は昨年10月17日に器物損壊容疑で逮捕されて以降、約4カ月半にわたって家族と接見できていなかった。
那覇地裁は10日付で、妻との接見を認める決定を出した。地裁は、妻が接見しても、罪証隠滅の恐れがないと判断したとみられる。弁護側の川津知大弁護士は「捜査は終わっており、議長が罪証隠滅に走る恐れなどない。遅すぎる決定だ」と地裁を批判した。
************************************************:
博治から 博治へ ―その9
2017年03月07日
3月3日(金)午後4時から山城博治と接見した。
接見室に入ると、博治が笑みを浮かべて待っていた。元気そうだ。週1回の接見だと、顔を見るまで心配する。
接見室で顔を合わせると、博治が「3月になった。もう、すぐに春ですね」と言うので、「季節だけでなく、博治の春も早くきてほしいね」と返した。
先週、私の国会事務所に東京在のSさんから郵便物が届いた。
辺野古の闘争現場で博治と語り合ったことがあり、博治を励ますメッセージカードと手製の縫物(写真。なんと呼ぶのだろう、名称を知らない)が入っていた。博治に届けてほしい、と託されたのだ。
接見室で博治に現物を見せ、短いメッセージを読み聞かせた。
私が「博治、おまえ若い女性にモテるな」と茶化すと、「早稲田大の学生ですよ」と笑って答えた。闘争現場で大勢の人に接する博治だが、魂を触れ合った仲間のことは忘れないらしい。Sさんからの贈り物は、大きな励みになったことだろう。
さて、3月6日の進行協議で、博治らの第1回公判期日が3月17日午前10時と決定した。
博治も接見の折、公判に臨む決意を語ってくれた。「辺野古・高江で多くの県民、県外からの支援者と共に闘った思いを言葉にして語る。あくまでも道理を尽くして、堂々と訴える。ウチナーンチュの立場で、歴史に残る裁判にする」と意気軒高と拳を握りしめた。
私は表向き、冷静さを装っていたが、心の中では「シタイヒャー博治!」と叫んでいた。
接見した翌日の3月4日付地元2紙は、ニューヨークの支援者グループが博治の早期釈放を求め、日本総領事館前で「不当逮捕、不当勾留だ」と抗議した、と報じている。
3月7日付の毎日新聞(朝刊)には、ローレンス・レペタ明治大学法学部特任教授が「人権無視した山城氏長期勾留」と題する論評を寄せている。ぜひご一読を!
雑誌「世界」4月号は、先月号同様に博治や沖縄の基地問題関連の論文、対談でてんこ盛りの特集が掲載されている。ぜひご購読を!
このように博治の長期勾留に抗議し、早期釈放を求める動きと声は、国内外で拡がり高まっている。
博治は、これらの動きに必ずや呼応し、元気な姿で堂々と初公判を迎えるに違いない。私は、そう確信している。
3月7日11:00
接見室に入ると、博治が笑みを浮かべて待っていた。元気そうだ。週1回の接見だと、顔を見るまで心配する。
接見室で顔を合わせると、博治が「3月になった。もう、すぐに春ですね」と言うので、「季節だけでなく、博治の春も早くきてほしいね」と返した。
先週、私の国会事務所に東京在のSさんから郵便物が届いた。
辺野古の闘争現場で博治と語り合ったことがあり、博治を励ますメッセージカードと手製の縫物(写真。なんと呼ぶのだろう、名称を知らない)が入っていた。博治に届けてほしい、と託されたのだ。
接見室で博治に現物を見せ、短いメッセージを読み聞かせた。
私が「博治、おまえ若い女性にモテるな」と茶化すと、「早稲田大の学生ですよ」と笑って答えた。闘争現場で大勢の人に接する博治だが、魂を触れ合った仲間のことは忘れないらしい。Sさんからの贈り物は、大きな励みになったことだろう。
さて、3月6日の進行協議で、博治らの第1回公判期日が3月17日午前10時と決定した。
博治も接見の折、公判に臨む決意を語ってくれた。「辺野古・高江で多くの県民、県外からの支援者と共に闘った思いを言葉にして語る。あくまでも道理を尽くして、堂々と訴える。ウチナーンチュの立場で、歴史に残る裁判にする」と意気軒高と拳を握りしめた。
私は表向き、冷静さを装っていたが、心の中では「シタイヒャー博治!」と叫んでいた。
接見した翌日の3月4日付地元2紙は、ニューヨークの支援者グループが博治の早期釈放を求め、日本総領事館前で「不当逮捕、不当勾留だ」と抗議した、と報じている。
3月7日付の毎日新聞(朝刊)には、ローレンス・レペタ明治大学法学部特任教授が「人権無視した山城氏長期勾留」と題する論評を寄せている。ぜひご一読を!
雑誌「世界」4月号は、先月号同様に博治や沖縄の基地問題関連の論文、対談でてんこ盛りの特集が掲載されている。ぜひご購読を!
このように博治の長期勾留に抗議し、早期釈放を求める動きと声は、国内外で拡がり高まっている。
博治は、これらの動きに必ずや呼応し、元気な姿で堂々と初公判を迎えるに違いない。私は、そう確信している。
3月7日11:00