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<同一労働同一賃金>安倍政権は、正社員の賃金を非正社員並みに引き下げようとしている!

2016-04-03 23:39:06 | 労働 

 <同一労働同一賃金>
安倍政権は、正社員の賃金を非正社員並みに引き下げようとしているのです!!

 
                                                                                     画像by三浦 美奈子さんFBより
 
 
北海道新聞
「月曜討論 同一労働同一賃金」

経済アナリスト 森永卓郎さん

 皆さんは、安倍政権が「(パートなどの)非正社員の賃金を正社員並みに引き上げようと検討している」と考えていませんか。全く逆です。
正社員の賃金を非正社員並みに引き下げようとしているのです。

...

安倍政権には「雇用破壊3本の矢」と言える労働政策があります。
一つは、昨年9月に成立した改正労働者派遣法。
企業は人さえ入れ替えれば派遣労働者を無期限で使えるようになった。派遣労働者は派遣から抜け出しにくくなる。

二つ目は、残業代ゼロ制度。
企業は、同じ給与で長時間働かせ放題が可能になり、正社員でも時給換算なら大幅に下がるでしょう。
最後は、解雇の金銭解決制度。
企業は金さえ払えば社員を解雇できるようになります。

正社員の賃金引き下げで、低賃金の労働力を確保し、国際競争力を高める。これが安倍政権の狙いです。
日本の正社員は、時給2千円程度で、非正社員は千円弱。
正社員の時給を非正社員並みにすれば、中国と価格競争ができるのです。

自民党は昨年、民主、維新、生活の野党3党が提出した「同一労働同一賃金推進法案」で、維新だけと修正協議に応じ、賃金格差を認める法案に変えてしまいました。
自民党が非正社員の賃金を正社員並みに引き上げるつもりがないのは明らかです。

正社員並みの同一賃金というなら、非正社員の最低賃金を正社員並みの時給2千円程度に上げればいい。
安倍政権の言う「同一労働同一賃金」は「ポーズ」にすぎません。

 

 

 

 

 


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