異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

法律は国民が守るべきルール、憲法は国が守るべきルール…国とは「公務員や国家」のこと

2014-08-31 05:49:35 | 日記

 

想田 和弘さんのFBより

 

憲法違反と法律違反では前者の方が深刻なはずなのに、日本では後者の方が強く戒められる。なぜか?憲法は国民から政府への命令であり、それに違反するのは政府だが、法律は政府から国民への命令であり、それに違反するのは国民だからだろう。この意識を逆転しなくてはならない
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<憲法と法律について> http://news4kids.blog66.fc2.com/blog-entry-4.html

憲法ってなに?法律とはどう違うの?

法律は「国民が守るべきルール」だよ。
ボクたちが法律を守らないと、裁判所で裁かれて罰を受けることになるんだ。

それにくらべて憲法は「国が守るべきルール」だよ
この場合、国というのは「公務員や国家」のことで、国民ではないんだ。

(`・ω・´)<え!?じゃあボクは憲法を守らなくてもいいの?

ボクたち国民は、憲法を守っていないからといって問題はないんだ。
だけど憲法のルールにしたがって作られた法律は守らなきゃダメだよ。


 
(´・ω・`)<憲法は法律を作るルールを定めているんだね

そう。他にもだいたい次のようなことを定めているよ。

人間が人間らしく生きるために生まれたときから持っている権利。生きる権利など 人権 について(第10?40条)

 
国籍法という法律で定められています
  • 日本国民として認められるには 法律 で定められた条件を満たすこと(第10条)
  • 国民は基本的人権を持つことを邪魔されない(第11条)
  • 国民は法の下に平等である(第14条)
  • 公務員を選んだりやめさせたりするのは国民だけに与えられた権利(第15条)
  • 国民は健康で文化的な最低限度の生活をおくる権利がある(第25条)


国を支配して安定させること 統治 について(第10?40条以外)
  • 法律は国会で作ること(第41条)
  • 国会には衆議院と参議院をつくること(第42条)
  • 衆議院と参議院には、国民の代表として選ばれた国会議員が参加する(第43条)
  • 公務員は憲法を守る義務がある(第99条)


このように、憲法には「日本人とは?」「法律を作るには?」という国家としての根本的なルールが定められているんだ。
もしも法律が憲法に従っていない場合は法律を書き換える必要があるぐらい、憲法は重要なんだよ。

(´・ω・`)<よく憲法9条ってきくけど?

9条は憲法の「平和主義」を支える重要な条文だよ。
具体的には次のようなことを定めているんだ。
  • 他国とのイザコザを解決するために武力を使わない(戦力の放棄)
  • そのために、軍隊などの戦力を持たない(戦力の不保持)
  • 戦争を行う権利を認めない(交戦権の否認)


(´・ω・`)<憲法がないと大変だね。法律も作れないんじゃ困るよ!

憲法がなくなったら国は国として機能しなくなるだろうね。
海外には政府のない国もあって、そうした国ではまず憲法を作るところからはじめるんだよ。
(1)憲法を作る
(2)憲法にしたがって選挙する
(3)選挙で選ばれた国会議員が法律を作る
(4)法律にしたがって警察などの組織を作る
という順序で国を治めるんだ。

 

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