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「平和研究の父」ヨハン・ガルトゥング博士講演ワークショップ(8/21横浜)
日本は今後どう世界の平和に貢献していくべきなのか? ― 国際平和映像祭(UFPFF)2015スペシャルイベント
平和実現のために毎年国連が定めた国際平和デー、通称ピースデー9月21日に開催している国際平和映像祭(UFPFF)。開催から1ヶ月前となる8月21日に世界的に「平和学の父」として知られ、これまでに世界100以上の国や宗教間の紛争調停を行ってきた平和学の第一人者で積極的平和やトランセンド法という考えを提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらしたヨハン・ガルトゥング博士を招聘し、横浜市の大桟橋ホールにて講演と共感、非暴力、創造性を培うワークショップを行います。
第二次世界大戦終結から70年の節目となる今年、この日本では安保法案が成立しようとしており、憲法改正の議論も活発となって来ました。日本のこれからの平和主義はどうあるべきなのでしょうか?そして今後日本は、どう世界の平和に貢献していくべきなのでしょうか?この歴史的に重要なタイミングに、平和学の第一人者で世界的に「平和学の父」として知られるヨハン・ガルトゥング博士を日本に招聘し、一緒に考える機会としたいと思います。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■日時
2015年8月21日(金)19時00分から21時30分 ※開場 18時00分
※混雑が予想されるためお早めにいらしてください。
■プログラム
19:00-19:05 主催者ご挨拶
19:05-19:20 未来の平和を担う学生たちからのメッセージ(数名を予定)
19:20-20:10 ガルトゥング博士ご講演
20:10-20:20 休憩
20:20-21:10 ワークショップ
21:10-21:30 Q&A
21:30 終演
※時間は目安です。多少プログラムが変更する可能性があります。
■会場
大さん橋ホール(横浜港大さん橋国際客船ターミナル内)
横浜市中区海岸通1-1-4
電話番号:045-211-2304(会場電話番号。アクセス方法についての連絡先)
※イベントについてのお問い合わせは、国際平和映像祭まで。
■参加費 一般4,000円 学生2,000円
※クレジットカード決済が出来ない方は、予約を承ります。
※クレジットカード決済が出来ない方は、予約を承ります。
問い合わせフォームよりご連絡ください。
学生100名を抽選で招待!(8/4まで応募受付中)
■定員 800名様
主催:
一般社団法人 国際平和映像祭
後援:
横浜市国際局
横浜NGO連絡会
トランセンド研究会(Transcend Japan)
協力:
横浜港大さん橋国際客船ターミナル指定管理者 相鉄企業株式会社
ユナイテッドピープル
■問い合せ先
一般社団法人国際平和映像祭
【ヨハン・ガルトゥング博士プロフィール】
1930年ノルウェー生まれ。平和学の第一人者で世界的に「平和学の父」として知られる。1959年に世界初の平和研究の専門機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)を創設。1964年には影響力のある専門誌、平和研究ジャーナル(Journal of Peace Research)を創刊。その他多くの平和研究機関設立に貢献している。
平和学の教授としてコロンビア大学、立命館大学など世界中で数千人の学生に平和学を指導。1957年からこれまでに100以上の国家間、宗教間紛争を調停した経験を持つ。平和を戦争のない状態と捉える「消極的平和」に加えて、貧困、抑圧、差別などの「構造的暴力」がない「積極的平和」を提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらした。また紛争解決ではなく紛争転換という考え方、トランセンド法(超越法)を発案し、1987年にもう一つのノーベル賞と言われる「ライト・ライブリフッド賞」を受賞している。
これまでに発表した平和に関する文献は共著を含み1600以上、著書は160を数える。2000年には世界初のオンラインで平和学が学べる大学、トランセンド平和大学を創設した。また、国際NGOトランセンドの創設者で代表でもある。なお彼は、24歳の時良心的兵役拒否をして6ヶ月投獄され、兵役と同じ期間である12ヶ月間の市民奉仕活動している。現在も平和学と平和を広げるための活動を続けている。
【国際平和映像祭(UFPFF)について】
国際平和映像祭(UFPFF)は学生などの若者を対象とした平和をテーマにした映像祭です。平和を願う世界中の若者が、映像によって国を越えたつながりを持ってほしいという願いから2011年より毎年9月21日の国連が定めた国際平和デー、ピースデーに合わせて開催しています。
5分以内の映像製作を通じて、世界中の若者たちが平和について考え、平和実現のために行動していくことを期待しています。国際平和映像祭は映像をきっかけに、世界各国の作品エントリー者同士や関係者たちが「つながり」を持ち、違いを知り、共通点を知り、ファーストネームで呼び合えるような関係をつくっていくことで、平和の礎とすることができると考えております。