改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

虚構なにがし

2009-06-02 23:16:18 | 陸上競技
T北大学陸上科学研究所H研究員のチームの最新の成果によると、走練習時においてシューズの紐を緩めてわざと脱げそうな状態にすることで、正しく効率的な走行フォームを習得する効果があることが明らかになった。6/3付けで米Nature Mehohobursasan 誌に論文が掲載される。

最近流行りの理論では、スピード維持局面では「足を置いていくだけ」(某日本記録保持者)という意識が良いとされている。

地面に一番大きな力を伝えることができるのは重心が接地点の真上にある瞬間であり、その力の向きはほぼ鉛直下向きである。

足が流れることはおそらく無意識のうちに、後方へキックを行うことで加速を行おうとしていることが原因である可能性が高い。後方へのキックは自身の努力度に対して得られる推進力の効率が低いばかりでなく、前を足を出すのに時間とエネルギーが余計に必要であり、さらに逆足の接地と挟みこみのタイミングが遅れることで反作用を上手く利用できないことにつながる。

よって、これ以上の加速が不可能な中間疾走では接地の前半のみに意識を置き、接地直後はできるだけ静かに足を前へ送るだけにとどめるべきである。


この意識を強制的に習得する練習方法が、H研究員の開発した「靴脱げ走(笑)」である。


このオヤジギャグのようなネーミングの「靴脱げ走(笑)」とは、シューズの紐を緩めたまま直線を8割程度で流すという練習方法である(曲線はさすがに走りにくい)。

ちょっとでも後方にキックしようとするとヒールが浮き、すぐに靴が脱げそうになる。靴が脱げそうにならないためには、接地のあと後ろへ蹴らずにすぐに足を前へ送らなければいけない。

これによって半ば強制的に、効率的な疾走フォームを習得することができるという画期的な練習方法であるとされている。


H研究員は、何年も履き潰してマジックテープの接着効果がなくなったようなシューズで夜な夜な練習をしているとき、この練習方法を思いついたという。




プロジェクトリーダーI教授兼監督のコメント

「ネーミングがなんとかならないものか。てかそんな練習意味ないし。」











5月31日(日) 小雨 宮城野 暑

ノースパ
150mWS×(3+2)
踏み切りドリル
200m流し×2

補強


6月2日(火) 夜 評定 暑

鉄棒振り上げ
ポールドリル
突っ込み・踏み切りドリル
ポール走100m×3
150m流し


最新の画像もっと見る

コメントを投稿