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改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

私の辞書に「不可能」と「ヒューマンスキル」の文字はない

2010-02-17 00:39:02 | ムダ話






なんてことを自問しながら,再来週に迫った人生の岐路へ向けて準備中.

しかし自分のアドリブの利かなさに愕然とする.

いちいち文章にして書き出さないと話を整理できないようじゃ…













気持ちの浮き沈みがかつてないほどヤバイ.





ひきこもりへの道 ~Road to hikky~

2010-02-16 22:41:19 | ムダ話
日記的なもの




その1:就職活動

SPIの準備は一週間で十分だった.



うちの大学のここの学科は学校推薦という(悪しき)慣習が蔓延っているため,就活に対する温度差が人によって激しくて感覚が狂う.


というか推薦枠がジャマで自由に身動きがとれない.

全部いっせーのせで自由応募になればいいのに.




その2:自転車

休日にサイクリング部の人と遠出してきた.


仙台空港



阿武隈川河口





その3:勉強,研究

授業を取らなくてもよくなった反動か,勉強したいことがいろいろ思い浮かぶ.なんか Flash 作るのにも飽きてきた.

大人になると勉強したくなるというのはこういうことなのか.

先週はいつもにも増して本を一気に買い込んでしまった.


次の新しいテーマを開拓するのに今は知識と技術をインプット中.はやくこのフェーズを抜け出して次の研究に持って行きたい.


その4:陸上

練習日誌らしいものは全然書いてないが,週3ぐらいで真夜中にダバダバしている.

あんまり考えないでただ走ってることが多いようになってしまったけど,150mとか流してて気持ちいいので主観的には悪い走り方はしてないと思う.



その4:ブログ

こういう中身のない記事は Twitter でやればいいと思った.

Twitterをやり始めたとして,単純な感情や出来事の断片ばかりをつぶやいていたらそのうち文章構成力が麻痺してしまうのではという偏見を持って敬遠していたけど,たぶんそれは食わず嫌いだと思うのでこんどやってみようかと思う.


というかポメラ欲しい.






ゆずれない想い…

2009-12-28 23:33:42 | ムダ話




来月の学会発表の準備をしていたら、夕方ごろに警備員がやってきて,戸締りするから帰れと言うので仕方なく研究所を後にしてついでに走った.






その後,現在の戦況が良くも悪くも一変したことを意味する連絡を受けた.

さすがに想定外だったが,この状況を利用するも,このまま行くも,好機を逃すも今後の行動次第.



これからますます気を抜けなくなってきた!


日記的なもの

2009-12-17 01:39:58 | ムダ話
その1:

ラボノートが三冊目になった

このノートにはこれまでの思考の過程やアイディアがぎっしり詰まっているはずだが,そのうち9割方はボツになったもので埋め尽くされている.





その2:

週末にまた醜滑で凍狂へ.ついでに,新しくなったスピンギアをチラ見してきた.

あと,キャラにないことはするもんじゃないと思う.





その3:

「Microsoft Office Outlook を起動できません。Outlook ウィンドウを開けません。」とエラーメッセージが出て Outlookを起動できなくなったときのトラブル対応メモ.

コントロールパネル→メール→プロファイルの表示→プロファイルをコピーして元のを削除

これだけで設定そのままで起動できるようになる.



その4:

明日,研究会で,久しぶりの人と会える予定.



ここの建物では大小いろんな研究会が頻繁に開催されているので,そのたびに潜り込んで勉強をさせてもらっている.

こんな手軽にいろんな発表を聞ける贅沢な環境はそうないんじゃないか,ということを忘れたころによく思い出す.

来客

2009-12-02 21:10:39 | ムダ話
twenty four season 7 最終回のレンタル日.

ツタヤのレジの人の手付きがすっごいマジシャンっぽかった.



昨日から,University of MINNESOTA から来た大物教授がうちの研究室に訪問中.


三日間にわたって英語でプレゼン&トークでそろそろ発狂しそうだ...




彼は僕の研究の出発点である論文の著者で,なんとそれを教授が日本に呼んでくれて,恐れ多いことに最近うちで発見した新しい現象についてディスカッションする場を設けてくれている.


貴重なアドバイスとアイディアをこれでもかというぐらい頂いて,あと,君はなんでも一般化したがる傾向があるみたいだから俯瞰しようとする前にちゃんと押さえるべきところを押さえるように意識したほうがいいとのお言葉を頂いた.





まだまだ勉強不足だということを思い知った.



米国まであと5ヶ月!





ラウンド 1

2009-11-24 00:31:16 | ムダ話





土曜日:AER
以前から連絡を取っていたリクルータの先輩とトーク


日曜日:酷災添路浄



人多すぎ

このあと午後に単体の説明会行ったけど、あんま意味なかったな…



月曜日:T京K業大学




就活関係ないけど、電子工作系の面白そうなイベントがあったからのぞいてきた。

ボーカロイド絡みと、Wiiリモコンを使った展示がやけに多かった。










明日からまた,1月にある学会発表の準備!





Daydream Story ep.3

2009-09-21 08:43:51 | ムダ話
Kは寿司が好きな男。そして、女性にも優しい男性である。

ふたりの女性と別れてからしばらく経つが、3人目の女性は現れなかった。


ひとりで過ごす日々が続いていたある日、彼は行きつけの寿司屋に顔を出した。
いつものようにまぐろ寿司のあんこ乗せを食べ、あなごを黒みつで食べた後に、ほたてを注文した。


Kは決まって、ほたてにはシナモンをかけて食べる。
シナモンをかけて食べるほたて寿司は絶品なのだ。
シナモンのほろ苦い香りがほたての旨みとよく混ざり、キナコ餅のようにうまかった。


ふと、隣に座る女性からの視線に気づいた。


― 彼女も、ほたてにシナモンを振りかけて食べている。


なんとKに微笑みかけ、相席を申し込んできた。
もちろん彼は受け入れ、席に着く。


そのとき、彼女に注文が運ばれて来た。
ココナッツミルク入りのカニ味噌汁だった。


Kの目はみるみる輝き、彼女のココナッツミルク入りカニ味噌汁をひと口いただいた。
甘い香りが舌に広がり、鼻を包む。


ココナッツミルクと交じり合うカニの風味が、胃を元気にする。
彼女もKから、シナモンほたて寿司を一貫いただく。
ほたての濃厚な旨みがシナモンに溶け、さらに食欲をそそる。



ふたりとも、こんなに楽しい食事ができたのは初めてだった。
そしてもっとお互いを知りたいと思い、
Kと彼女は寿司屋を出て歩いた。


少し肩を寄り添って歩きながら、お互いの食生活の話をし、
食事を本当に楽しんでいる人がいないと嘆いた。


ひとしきり会話を終えたとき、あたりが静かだった。

月明かりがふたりを照らす静かな夜。


Kが彼女を見つめて交際を申し出ると、すぐに彼女もうなずいた。


Kは嬉しくなって彼女の手を握り、肩を抱き寄せた。

彼女も上目遣いで彼の目を見ている。



Kは意を決し、彼女に口づけをした。




それは、Kが今まで交際した女性たちの中で一番甘く苦い、恋と魚介の味がする口づけだった。






Fin






この記事はフィクションです。念のため


















Daydream Story ep.2

2009-09-20 00:02:32 | ムダ話
Kは寿司が好きな男。そして、女性にも優しい男性である。

Kの2度目の恋は22歳のとき。
その彼女と出合って半年経ったある日、寿司屋に行った。

そして、またもや口論になった。
彼女はKのあなごの食べ方が気に入らなかった。

Kは、あなごの握りを黒みつにつけて食べる。
彼女はKに、あなご寿司はタレで食べるのが普通だと言った。


「確かに、タレで食べる人が多いことは知っている。
でも、黒みつにつけて食べるあなご寿司もおいしい」

彼は笑ってそう言い、回ってきたあなごの握りを黒みつにつけておいしそうに食べた。
黒みつの濃厚な甘さとあなごの脂がほど良く混ざり、かりんとうのようにうまかった。

Kは彼女のために黒みつをたっぷりかけたあなごの握りを分けてあげたが、拒否された。
Kの出した黒みつのあなご寿司を、彼女は険しい顔で見つめた。

Kは黙って自分の皿にそのあなごを戻すと、哀しそうに彼女に説明を始めた。



「あなごは君で、黒みつは僕。
いくら僕が黒みつのように甘く愛しても、君は僕を拒否する。
僕はあなごとタレの相性や、どんな炙り具合が一番おいしいか知っている。
でも君はタレの味は知っていても、黒みつの味は知らない。
知る機会があるのに、拒否している。哀しいことだ」

そういうとKは席を立った。
彼女はKを呼びとめ、自分もすぐに食べると告げた。


Kは再び席につくと、大きなあなごの乗った握りを黒みつが入っている皿にドップリとつけ、彼女の皿に置いた。

あなごの脂と黒みつのテカリが、寿司屋の鈍い明りを反射している。
彼女は目をつむり、黒みつのあなご寿司を口の中に入れると、あなごの旨みが溶けた。


しかし黒みつの濃厚な甘みがあなごの旨みをすべて打ち消し、彼女の口の中を強烈な甘みが支配した。


みつの匂いが口から鼻に抜け、もはやあなご寿司とは呼べないものが、彼女の胃の中に納まった。



Kは彼女に聞いた。
「な、うまいだろ?」


その言葉に彼女は驚いて席を立った。


半年続いたKと彼女の日々も、それが最後になった。



つづく



この記事はフィクションです

Daydream Story ep.1

2009-09-19 22:29:51 | ムダ話
Kは寿司が好きな男。そして、女性にも優しい男性である。

彼は初恋の女性と初めて回転寿司を食べたとき、口論になった。
彼女はKのまぐろの食べ方が気に入らなかったのだ。

Kは、まぐろの握りにあんこを乗せて食べる。
醤油やワサビではなく、あんこ。

彼女はKに、まぐろの握りは醤油をつけて食べるのが普通だと言った。


「確かに、醤油とワサビで食べる人が多いことは知っている。でも、あんこを乗せて食べるまぐろ寿司もおいしい」

彼は笑ってそう言い、回ってきた皿を取り、握りの上にこしあんを器用に乗せて食べた。
あんこの甘い味とまぐろの脂がほど良く混ざり、揚げまんじゅうのようにうまかった。

Kは彼女にひとつ分けてあげたが、嫌がられた。
彼は黙って自分の皿にそれを戻すと、あんこを握り寿司から下ろし哀しそうに説明を始めた。


「あんこは君で、まぐろは僕。僕がいくら君を包んでも、交じり合わず平行線のまま。
僕はまぐろの握りを醤油で食べる味や、ワサビの程よく効いた味は知っている。
でも君は醤油やワサビの味は知っていても、あんこの味は知らない。
知る機会があるのに知ろうともしない。哀しいことだ」

そう言うと、Kは席を立った。
彼女は慌ててKを呼びとめ、自分もすぐに食べると告げた。


Kはゆっくり席に座ると、回ってきたばかりのまぐろの握りにつぶあんをたくさんのせて、彼女の皿に置いた。
まぐろの脂とつぶあんが光り輝いている。
彼女は上手に箸でそれを取り上げ口に運ぶと、まぐろの旨みが溶けた。

しかしあんこの甘みが舌の違う部分を刺激し、旨みを打ち消す。
彼女の口の中で、甘みと旨みが不思議なハーモニーを奏でる。



何度かみ締めても解決しない味。


やがてそれは口の中で飽和し、まずい食べ物になった。

Kは彼女に聞いた。
「な、うまいだろ?」


そのKの一言で、彼女は別れを決めた。


Kは初恋の相手を握り寿司のあんこ乗せで失くしたのであった。



つづく




この記事はフィクションです