心配してる?!それとも・・・

いつもと違うお弁当箱を持っていく兄ちゃんに
「兄ちゃん、これ保冷剤だから」
と、IKEAで購入した長方形の保冷剤について説明した

なんで
という顔をするので
「だって、言っとかなきゃ中の液体を飲みそうだからさ」
「そんなことしないよ」

失礼しましたでも・・・やりかねないと心配になったのよ



都心から帰宅する夫からは「バスで帰る」と連絡あり、
浦和から帰宅する長男は「迎えをよろしく」とのメール。

どうやら10分ほどの差で到着するらしい

兄ちゃんを車に乗せ、ちょっと待っていようかと
3人で乗車したまま駅前で待つこと8分
猛ダッシュでバス停へ駆け込む夫の姿を見た

「あ、パパだ」
窓を開けて叫ぶ間もなく、その姿は背後へ消えてしまった


車内に一瞬沈黙が走り

そのうち、兄ちゃんが首を延ばしてバス停を見て
「パパ、いるよ。」
というので、携帯に電話して呼び戻すことが出来ました


「ありがとねママ、せっかくあんなに走ったんだから、このまま
バスで帰ってもらおうかなって思っちゃった」
と白状したら
「ママがそう思ってるだろうと思ってたよバスはまだみたいで
待合の椅子に座ってて、置き去りにされそうだったから急いで教えたんだ」
と兄ちゃんに言われてしまいました

『心配してる風』の裏に隠れた私の魂胆も見え見えだったのね