NTT東日本は、グループ会社のNTTル・パルクが運営するコインパーキングで公衆無線LANサービスを提供すると発表した。まず最初に8月17日に東京・横浜の4拠点でサービスを開始し、その後7都県300拠点に提供範囲を拡大する。
狙いは3つ
1.NTT東日本の「フレッツ・スポット」のエリア拡大
2.同じくNTT東日本の「フレッツ・ポータル」の拡大
3.災害時に無償でインターネット接続を開放する緊急時の無線LANサービスの提供
(1)の「フレッツ・スポット」は有料の(フレッツサービス利用者は月額210円)サービス。Web認証がはじまったことにより、スマートフォンやタブレット単体でも利用できる。利用者は自分の「フレッツ・スポット認証IDで」ログインする。インターネット接続はNTTル・パルクが契約しているISP経由で接続される。
(2)の「フレッツ・ポータル」は、セキュリティ設定無しで接続可能なSSID「000FLETS-POTAL」に接続し、ブラウザを立ち上げることで利用できる。エリア近くで利用可能な店舗情報やクーポンを配信する。またNTT東日本が提供するニュース動画などが利用できる。会員登録すれば無償で1回10分、1日2回までインターネットに接続することができる。
(3)の災害時利用は、災害等の緊急時に、安否確認等を行えるよう、Wi-Fiインターネット接続環境を、「フレッツ・スポット」契約者以外にも開放する機能です。開放中は、30分無料でインターネット接続が可能(再接続すれば複数回利用可能)。
たまたま利用したコインパーキングが公衆無線LANが使える所だったらラッキーですが、これからは、公衆無線LANが使えるコインパーキングを優先的に利用するようになるかも。
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