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OCN、専用アダプター不要のIPv6接続開始、「ひかり電話ルーター」を利用

2014-07-29 09:33:18 | NTT東日本

 OCNは、7月30日より、NTT東日本およびNTT西日本の「ひかり電話ルーター」を用いたIPv6 PPPoE接続サービスを順次提供する。別体式アダプターを準備することなく、同ルーターのファームウェア更新作業だけでIPv6接続を利用できるようになる。

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 IPv6への移行は、ゲートウェイ機器の整備で新たなコスト負担が発生することなどを理由に進んでいなかった。そのため、NTT東西と一般社団法人インターネットプロバイダー協会(JAIPA)の間で、IPv6用アダプターの機能をゲートウェイ機器に搭載(内蔵)するという方針を策定。対応に向けた動きが進められてきた。

 今回のIPv6接続サービスで対象となる回線は「OCN 光 with フレッツ」「OCN 光 『フレッツ』」および企業向けの「OCN 光『フレッツ』(IP1~64/for VPN)」。そして、指定の「ひかり電話ルーター」が加入者宅に設置されている必要がある。ということで、利用できるのは「ひかり電話」の個人向けのサービスだけで、オフィスタイプやオフィスエースなどでは専用のルータを用意しないと利用できない。

 なお、加入者によるIPv6認証IDの設定は不要。ファームウェアが適用され次第、IPv6接続が利用できるようになる。

 7月30日の時点で今回のIPv6サービスが利用可能になるのは鳥取県と佐賀県のみ。2014年12月には山梨県と香川県で開始し、以後エリアを拡大していく予定という。

 NTT東のエリアでは、平成26年3月より順次対応するとしている。利用するにはひかり電話ルーターのファームウェアをアップデートしなければならないが、自動で提供されるということなので、アップデートされ次第利用が可能となる。
対象となるひかり電話ルーターは、RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、RV-440シリーズ、RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズおよび今後導入する新機種。

ファームウェア提供予定時期

RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、RV-440シリーズ 平成26年3月下旬以降順次
RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズ 平成26年9月以降順次

 

 

 


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