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行方が分からなくなっていた女子中学生が、公衆電話からの通報で、無事保護されたという事件は記憶に新しいところです。女子生徒のSOSを伝えた公衆電話ですが、携帯電話の普及につれ、設置件数が減り続け、最近では「使い方を知らない」という子供たちも多いようです。また、東日本大震災でも、携帯電話がなかなかつながらず、公衆電話が見直されましたことがありました。今回の事件をきっかけに、緊急時や災害時に公衆電話を活用していこうと、注目が集まっているようです。
◆減り続ける公衆電話
減り続けてはいますが、電気通信事業法の施行規則の中で、人口が集中している市街地では、おおむね５００メートル四方に１台、それ以外の地域ではおおむね１キロメートル四方の範囲に１台、設置することが義務付けられています。なので、完全になくなることはありません。しかし、非常に少ないので、平時に設置場所を調べておいた方がいいでしょう。
◆使い方は？電話機で違いも
最近の子供たちは、携帯（スマホ）の発達で、家電話のかけ方すら知らないこともあるようですが、公衆電話となると尚更です。更に、公衆電話の機種によってもかけ方が違うので（アナログ式とディジタル式で違います）、身の回りにある公衆電話で確認しておきましょう。
ディジタル式
アナログ式
◆インターネットで設置場所を確認
自分の身近な場所にある、公衆電話はインターネットで簡単に調べることができます。
進学や就職、転勤など、新たな場所で新たな生活が始まるこの時期、緊急時や災害時に大きな助けになる「ライフライン」の公衆電話を見直して、その場所をしっかり確認し、今一度、家族で使い方も確認しておいてはいかがでしょうか。
P.S.
最近の子供たちは、公衆電話の使い方だけじゃなく、家の電話番号を覚えていない場合が多いらしい。当然両親の携帯番号も。せめて１１０番くらいは教えておこう。お金もいらないし(これも知らないか？)。
ＮＴＴ東日本公衆電話設置場所検索
PCから
http://service.geospace.jp/ptd-ntteast/PublicTelSite/TopPage/
スマホから
http://service.geospace.jp/ptd-ntteast/PublicTelSite/TopPage/?sp=1
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