ドコモは、2014年冬~2015年春に登場する新機種を発表した。スマートフォン7機種とタブレット2機種、フィーチャーフォン2機種、らくらくホンシリーズ1機種、キッズケータイ1機種がそれぞれ年内に登場する。また子供向けの腕時計型端末「ドコッチ」とキャリアアグリゲーション対応のモバイルルーター2機種が来春に登場する。
スマートフォン全機種が「VoLTE」に対応。あわせてメロディコールの音質向上やUI等の改良を実施。
全機種がハイレゾオーディオに対応注意1。
ホームアプリ「docomo LIVE UXTM」のクラウド対応。
LTEとWi-Fiの同時接続による高速ダウンロード及びスムーズな通信に対応。
LTEローミング対応エリアの拡大。
自分撮り(Selfie)機能の充実。
発表機種と発売時期
ドコモ スマートフォン7機種
GALAXY S5 ACTIVE SC-02G 10月4日(土曜)
GALAXY Note Edge SC-01G 10月下旬(Frost Whiteは11月中旬)
ARROWS NX F-02G 10月下旬
Xperia Z3 SO-01G 10月下旬
AQUOS ZETA SH-01G 11月中旬
Xperia Z3 Compact SO-02G 11月中旬
Disney Mobile on docomo SH-02G 11月中旬
ドコモ タブレット2機種
ARROWS Tab F-03G 11月中旬
GALAXY Tab S 8.4 SC-03G 12月中旬
ドコモ ケータイ2機種
P-01G 11月上旬
N-01G 11月中旬
ドコモ らくらくホン1機種
らくらくホン ベーシック4 F-01G 10月4日(土曜)
キッズ・ジュニア1機種
キッズケータイ HW-01G 11月上旬
その他3機種
Wi-Fi STATION HW-02G 2月
Wi-Fi STATION L-01G 3月
ドコッチ 01 3月
【GALAXY S5 ACTIVE SC-02G】
「GALAXY S5」と同等の性能とスリムさを確保しながら、タフネス性能を追求したモデル。耐衝撃、耐温度、耐湿度や、防水・防塵性能(IPX5/IPX7/IP6X)を備える。2色のボディカラーのうち、Camo Greenは背面がカモフラージュ柄になっている。
ディスプレイは約5.1インチ、1920×1080ドット(フルHD)の有機EL。
チップセットはクアルコムの「MSM8974」で、2.5GHz駆動のクアッドコア。メモリは2GB、ストレージは16GB。OSはAndroid 4.4。
メインカメラは1600万画素、インカメラは210万画素。SIMカードサイズはドコモmini UIMカード(Micro SIMカード)。
LTEの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTE(Xi)は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHzの4つを、W-CDMA(FOMA)は2GHz/800MHz/新800MHzの3つの周波数帯をサポートする。VoLTEおよびLTEの国際ローミングを利用できる。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac。LTEとWi-Fiの同時接続による高速ダウンロードが可能。
おサイフケータイ、NFCに対応し、ワンセグを利用可能。端末単体でハイレゾ音源の再生をサポートしており、ヘッドホンなどを用意することでハイレゾ音源の再生を楽しめる。GSM、GPS、Bluetooth 4.0、DLNA、DTCP-IP、急速充電2に対応する。
なお、赤外線通信、フルセグ、NOTTV、DTCP+には対応しない。
バッテリー容量は2800mAhで、取り外しが可能。
大きさは約145×74×9.2mmで、重さは約171g。ボディカラーはCamo Green、Titanium Grayの2色をラインナップする。
【GALAXY Note Edge SC-01G】
曲面有機ELディスプレイを搭載したサムスン電子製のAndroidスマートフォン。画面右端が曲面形状で側面とつながった「エッジスクリーン」を搭載するのが最大の特徴。エッジスクリーンは独立してタッチ操作が可能で、メニューなどさまざまな使い方ができる。また、「GALAXY Note」シリーズとして本体に収納できるスタイラスペンが付属する。
ディスプレイは約5.6インチの有機EL。解像度は2560×1440ドットのQuadHDに、エッジスクリーンの160ドットの幅を加えた、2560×(1440+160)ドット(QuadHD+)となっている。
チップセットはクアルコムの「APQ8084」と「MDM9225」で、2.7GHz駆動のクアッドコア。メモリは3GB、ストレージは32GB。OSはAndroid 4.4。
メインカメラは1600万画素、インカメラは370万画素。SIMカードサイズはドコモmini UIMカード(Micro SIMカード)。
LTEの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTE(Xi)は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHzの5つを、W-CDMA(FOMA)は2GHz/800MHz/新800MHzの3つの周波数帯をサポートする。海外ではTD-LTE方式も利用できる。VoLTEおよびLTEの国際ローミングを利用できる。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac MIMO。LTEとWi-Fiの同時接続による高速ダウンロードが可能。
おサイフケータイ、NFCに対応し、ワンセグ、フルセグ、NOTTVを利用可能。端末単体でハイレゾ音源の再生をサポートしており、ヘッドホンなどを用意することでハイレゾ音源の再生を楽しめる。CD音源などをハイレゾ相当に変換する「K2HD」技術も採用されている。GSM、GPS、Bluetooth 4.1、DLNA、DTCP-IP、急速充電2に対応する。
なお、赤外線通信、防水、防塵、DTCP+には対応しない。
バッテリー容量は3000mAhで、取り外しが可能。
大きさは約151×82×8.5mmで、重さは約177g。ボディカラーはCharcoal Black、Frost White。Charcoal Blackが10月下旬に先行して発売され、Frost Whiteは11月中旬に発売される予定。
【ARROWS NX F-02G】
2560×1440ドットのWQHD液晶を搭載する富士通製のAndroidスマートフォン。約5.2インチで解像度が2560×1440ドット(Wide Quad High Definition)のIPS液晶を搭載するのが最大の特徴。画素密度は570ppiに達するほか、直射日光下でも画面が見やすくなるよう自動調整するスーパークリアモードを搭載する。
本体外周には金属フレームを採用。2070万画素のメインカメラや、LTEとWi-Fiを組み合わせた高速なダウンロードやマルチコネクション、3500mAhの大容量バッテリー、指紋認証センサー、700MHz帯対応などの特徴も備えている。
チップセットはクアルコムの「MSM8974AB」で、2.3GHz駆動のクアッドコア。メモリは3をGB、ストレージは32GB。OSはAndroid 4.4。
メインカメラは2070万画素、インカメラは210万画素。SIMカードサイズはドコモnanoUIMカード。
LTEの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTE(Xi)は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHzの5つを、W-CDMA(FOMA)は2GHz/800MHz/新800MHzの3つの周波数帯をサポートする。VoLTEおよびLTEの国際ローミングを利用できる。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac。LTEとWi-Fiの同時接続による、高速ダウンロードおよび接続安定性向上を図るマルチコネクションに対応する。
防水、防塵、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信に対応し、ワンセグ、フルセグ、NOTTVを利用可能。端末単体でハイレゾ音源の再生をサポートしており、ヘッドホンなどを用意することでハイレゾ音源の再生を楽しめる。GSM、GPS、Bluetooth 4.0、DLNA、DTCP-IP、DTCP+、急速充電2、非常用節電機能に対応する。
バッテリー容量は3500mAhで、取り外しはできない。
大きさは約145×74×9.5mmで、重さは約168g。ボディカラーはBlack、White、Orangeの3色をラインナップする。
【Xperia Z3 SO-01G】
暗がりでも撮影できる高感度カメラ、高音質のハイレゾ音源への対応など、エンターテイメント性が強化された。
約2070万画素カメラでは、新たにISO12800という高感度撮影をサポート。Xperiaシリーズの中では最も高感度とのことで、わずかな光でも撮影できるという。カメラはソニー製のGレンズ、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、そして画質エンジン「BIONZ for mobile」の組み合わせ。高感度撮影のほか、電子式手ブレ補正「インテリジェントアクティブモード」が用意されており、走りながら動画を撮影してもブレない映像を記録できる。
音楽再生では、ハイレゾ音源と呼ばれる高音質な楽曲データを再生できる。Xperia Z2でも再生は可能だったが、その際にはDAC(デジタルアナログコンバーター)というオーディオ用機器もあわせて使う必要があったが、「Xperia Z3」では、一定クラス以上のヘッドホンであれば単体でハイレゾ音源を楽しめる。サポートするのは96KHz/24bit。このほか別売りのヘッドホンと組み合わせて、デジタルノイズキャンセリング機能を利用することもできる。
大きさは約146×72×7.3mm、重さは約152g。ボディカラーはWhite、Black、Copper、Silver Greenの4色。VoLTEや防水防塵、おサイフケータイ(NFC決済も対応)、Wi-Fi、DLNA/DTCP-IP/DTCP+、Bluetooth 4.0、急速充電2、非常用節電モードをサポート。シンプルなホームアプリも用意する。チップセットはMSM8974AC(2.5GHz駆動クアッドコアCPU)、3GBのメモリ、32GBのストレージを装備する。ワンセグやフルセグ、NOTTVに対応しているが、視聴時には同梱の外付けアンテナが必要となっている。
【AQUOS ZETA SH-01G】
狭額縁・大画面液晶と光学式手ブレ補正のカメラ、そして感情を表現して、個性を感じさせる“エモパー”機能を搭載する、Android 4.4スマートフォン。
特徴の1つであるディスプレイは、ソフトバンクで登場したフレームレス液晶ではないものの、横幅76mmというボディサイズに、約5.5インチのフルHDとなるIGZO液晶を採用した。
バッテリーは3300mAh。ボディカラーはIndigo、White、Cyan、Coralの4色。VoLTE、防水、おサイフケータイ(NFC決済対応)、ワンセグ/フルセグ/NOTTV(同梱のアンテナが必要)、Wi-Fi、Bluetooth 4.0、DLNA/DTCP-IP、高速充電2、非常用節電モードに対応する。チップセットはMSM8974AB(2.3GHz駆動、クアッドコア)、2GBのメモリ、32GBのストレージを搭載する。
【Xperia Z3 Compact SO-02G】
同時発表の「Xperia Z3」と同等のスペックを備えつつも、ディスプレイが約4.6インチで、手のひらにおさまるコンパクトサイズを特徴とする。
暗がりでも撮影できる高感度カメラ、高音質のハイレゾ音源への対応など、エンターテイメント性が強化された。
約2070万画素カメラでは、新たにISO12800という高感度撮影をサポート。Xperiaシリーズの中では最も高感度とのことで、わずかな光でも撮影できるという。カメラはソニー製のGレンズ、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、そして画質エンジン「BIONZ for mobile」の組み合わせ。高感度撮影のほか、電子式手ブレ補正「インテリジェントアクティブモード」が用意されており、走りながら動画を撮影してもブレない映像を記録できる。
音楽再生では、ハイレゾ音源と呼ばれる高音質な楽曲データを再生できる。サポートするのは96KHz/24bit。このほか別売りのヘッドホンと組み合わせて、デジタルノイズキャンセリング機能を利用することもできる。
ボディカラーはWhite、Green、Orange、Blackの4色。VoLTEや防水防塵、おサイフケータイ(NFC決済も対応)、Wi-Fi、DLNA/DTCP-IP/DTCP+、Bluetooth 4.0、急速充電2、非常用節電モードをサポート。シンプルなホームアプリも用意する。チップセットはMSM8974AC(2.5GHz駆動クアッドコアCPU)、2GBのメモリ、16GBのストレージを装備する。
【Disney Mobile on docomo SH-02G】
2014年冬モデルとなるドコモのディズニースマホ。今年のヒット作「アナと雪の女王」に関するコンテンツが数多く用意されている。
イルミネーションでの演出を特徴の1つとしており、側面のイルミネーションのほか、同梱の光るスマホピアスを装着すると画面上にミッキーとミニー、あるいは「アナと雪の女王」に登場するオラフのアニメーションが再生される。イルミネーションと連動するライブ壁紙も、「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ティンカーベル」などが用意されている。
約5.5インチ、フルHDのIGZO液晶ディスプレイ、光学式手ブレ補正対応の1310万画素カメラ、210万画素のインカメラを装備する。VoLTE、防水、おサイフケータイ(NFC決済対応)、Wi-Fi、Bluetooth 4.0、急速充電2、DLNA/DTCP-IPをサポート。チップセットはMSM8974AB(2.3GHz駆動、クアッドコア)、32GBのストレージ、2GBのメモリに対応する。ワンセグやフルセグ、NOTTVの視聴には、同梱の外付けアンテナが必要。