SankeiBizの記事「スマホを手放す人も……“哀愁のケータイ”、根強い人気 」の内容がちょっと気になったので紹介しておこう。
スマートフォン(高機能携帯電話)の普及が急速に進む中、「ガラケー」(ガラパゴス携帯)と呼ばれる従来型の携帯電話が根強い需要を維持している。
(私は、この「ガラケー」という言葉が嫌いだ、「フィーチャー・フォン」という表現の方を好むので、以降「フィーチャー・フォン」と表現します)
そして、量販店でも従来型の「フィーチャー・フォン」を選択する人が30~50代の男性に多いらしいと報じています。
そりゃあそうでしょ、簡単な連絡のメールや通話をするのには、スマートフォンよりフィーチャー・フォンの方が圧倒的に使い勝手がいい、といってスマートフォンを否定するわけではなく、それぞれ長所はある、だから私も2台持ちだ! この先も通話用の「フィーチャー・フォン」は死守するつもりだ。
しかも、最新型のフィーチャー・フォンには、Facebookのアプリを搭載したものまであるので、限られた機能しか使わないのであればフィーチャー・フォンで十分と言えなくも無い。
しかし、なんといっても大きな違いは料金。スマートフォンとフィーチャー・フォンでは毎月の料金の差は3,000円~4,000円の差がある、これは重要なことだ。家族全員がスマートフォンにしたときの負担増はかなりのものになる。
記事のなかで、調査会社のMM総研の需要予測が出ているが、3年先の2016年でも「フィーチャー・フォン」のシェアは15%はあると予測している。どんなにスマートフォンが便利になっても、電話とメールだけで十分という人がいて当然だ。
私は、これからもフィーチャー・フォンを使い続けたいので、是非今後も存続させてもらいたい。そして、「哀愁のケータイ」なんて呼ばないでもらいたいものだ。