頑張れ！クムスン 第101話

■第101話：好きだから

ギジュンから手術の日程を聞いたクムスンは、放心状態で美容室のロッカールームで座っていました。顔色の悪いクムスンをユン室長は心配するのでした・・・

病院のスタッフたちの話から、ヨンオクの手術が決まったことを知ったジェヒ。「移植センターの斡旋」ということだったのですが、ジェヒはクムスンがドナーなのでは？と不安になり、クムスンのところへ出かけて行きました！

ヨンオクも主治医ミノから移植の話を聞きました。「1回も移植手術を受けられない人もいるのに、どうして私は2回目の手術が決まったの？」と疑問に思うヨンオク。「私は死ぬ覚悟ができていたのに・・・」と言い、「クムスンは本当に地方の大学に通っているの？」とギジュンに尋ねました。

美容室の前からクムスンに電話したジェヒ。「母さんに見られても構わないから、早く出て来い！移植を決めたそうだな！」と怒鳴るジェヒ、美容室から出てきたクムスンを強引に車に乗せて走り出しました
人目につかない場所へ行き、ジェヒは車から降りて「善人気取りか？なぜそんなに簡単に決める？何様のつもりだ？勝手に手術を決めるな！」と言いました。「じゃあ、あなたは？何様のつもりでこんなことするの？私を連れ出して怒鳴る資格があるの？」と言うクムスンに「資格はある！お前が好きだから。好きだと言っただろ！移植は俺がさせない！」とジェヒ。「冗談じゃないわ。好きになってなんて、頼んでない！勝手すぎるわ。子持ちの未亡人をバカにしてるの？子持ちには興味ないんでしょ？どうして突然変わるの？寝ぼけないで！」と言って去っていこうとするクムスン。ジェヒはクムスンを追いかけて、「子持ちでも忘れられない。忘れようと、どれほどのた打ち回ったことか・・・ダメだ！移植だけは絶対にダメだ！お前は、自分が愛する人だけでなく、お前を愛する人も大切にしろ！なぜ1人で背負うんだ？移植しないと言え！お前だってやりたくないんだろう？しないと言え！断るんだ！」と泣きながら説得しました。これにはクムスンも涙、涙・・・
涙を拭いたクムスンは、ジェヒを昼食に誘いました

クマとの約束をキャンセルしたテワン。携帯にはクマから「約束破って連絡もしないなんて、本当に悪い男！私のキスを返してよ！」と怒りのメッセージが入っていました！「俺、そこまで悪い男じゃないのにな・・・」とテワン

一方、意見が対立し続けているシワン＆ソンラン夫妻は、2人で昼食へ行くことになったようです

昼食を終えて仕事に戻ろうとするクムスン。ジェヒは、クムスンに片目ずつ視力検査をしました。「片方の目だけで見るよりも、両目の方が見やすいだろ？人間の体で2つずつあるものは、2つとも大事なんだ。腎臓だってそうなんだ。1つがなくなれば、もう1つに負担がかかって悪くなってしまう。将来に支障をきたすから、子供からの移植を拒否する腎不全の患者だっているんだ。それくらい危険な手術なんだぞ！」と医者として説得するジェヒ。でも、早く仕事に戻らなければならないクムスンは、あまりジェヒの話を聞いていないようで、「考えてみます」とだけ言って仕事に戻っていきました。
でも、クムスンのジェヒに対する嫌悪感はほぐれたようですね

そんなところで、第101話終了です
今回は、「移植は俺がさせない！」というジェヒの熱い言葉がとっても良かったです