【2015.11.09(mon)】
★ためになる本&ひたすら感心する本
・今週は空模様があまりよくないようですね。
晴耕雨読。景色はスッキリしないので読んだ本のことを…。
・女性が書かれた山歩きの入門書は数多くありますが、ここまで凝った本には出会ったことが無い。
こんなこと迄書くの!? と思う位事細かに書かれた本でした。
・著者の<四角友里>さんは“山スカート”の発案者として有名。
1979年生まれ。元は「運動オンチ&体力ゼロ」の超インドア女子だったそう。そんな方が今はアウトドアスタイル・クリエイターとして活躍されているというのが面白い。そして和装講師免許を持ち、着付け教室を開校されたという経歴も目を引く。
・女性向けの山歩きガイドですが、山用具のガイドとしても詳しく書かれ充分実用的。
男性が読んでも面白いし役立つ内容が多い。女性目線で書かれ細部まで心配りが行き届いています。
<構成>
●プラン~これから始める人を対象にコースを紹介したり、心構えなどが語られる。
●山ウエア~山歩きの色々なシーンでどんな山ウエアが必要か。レイアリングテクニックが詳しい。
(主に女性向けですが)
●山道具~バックに入れておくべき物のリスト。(多くは男性にも当てはまる物です。)
●歩き方~疲れず笑顔で歩くのにはそれなりの工夫があるようです。
●山小屋~小屋泊まりを加えることで出会える景色が広がる。
***全体を通して全国各地の8つのルートが紹介されている。著者のお薦めルートです***
・四角さんは現在ニュージーランドへ移住、湖畔の地に住んで日本と行き来しながら、
二つの国での山歩きを通じてメッセージを発信中とか。
・何度も失敗した著者の経験により培われた山歩きの知識が、この一冊に凝縮されているようです。
気合を入れて書かれたのが伝わってきます。初心者に限らず山に興味がある方なら一読の価値ある本だと思います。
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・こちらはご存知の方も多いと思いますが、プロアドベンチャーレーサーの<田中陽希>さんが書かれた日本百名山踏破の記録です。
・この様子はBSプレミアムで放映もされていました。
2014年4月1日に屋久島・宮之浦岳をスタートし、2014年10月26日に利尻島・利尻山登頂まで一本の線で繋ぎあわせる。距離にして約7,800kmを208日と11hかけて踏破した旅の記録。
・TVで見た時も不思議でしたが、この人並み外れた体力はどうしたら得られるものなんでしょうかねー。
どの山も標準のコースタイムを遥かに超えるスピードで登り、あっという間に駆け下りる。
・ポピュラーな富士山を引き合いに出すと分かり易いのですが…
彼は7/16の5:00前に宿を出発、0合目の浅間神社から富士吉田口までの10kmは舗装道路を走って約1h。
12:00過ぎには頂上・剣ヶ峰に到着。total-7hしか費やしてないですね。
・一般の登山客は通常5合目を起点として頂上を目指すのですが、
ここからでも7hはかなりのハイペースになりきついですよね。
5合目を出発、8合目の小屋で仮眠し、翌朝のご来光を仰ぐというツアーですと10h以上を費やします。
陽希さんのペースは頑張っても常人にはとうてい追いつけないレベルです。
超人ぶりにはもう呆れるしかないですね。
・自然が相手ですから彼も道中に度々アクシデントに見舞われています。自らの体調不良もあります。そんな時に支えてくれる仲間達や、旧知の人、初めての人との様々なふれあいが描かれていて心が和みます。
もう、いたる処で感心しきりの本でした。
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・彼は今<日本二百名山>を踏破中です。
***<グレートトラバース2 田中陽希・二百名山へ!新たなる旅立ち>***
・<日本二百名山>のうち既に登った百名山を除く100座を目指す7ヶ月の山旅で、
陸上は徒歩のみ、海上はシーカヤックで一切の交通機関を使わないスタイルは先回同様。
・<スケジュール>によれば氷ノ山、上蒜山へは11/14~17の見込みとなっていますが天候や体調次第で日程は変わる可能性大です。
偶然に出会うこともまずないでしょうから陰ながら応援します。
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・上の2冊共に各地の図書館においてあると思います。山好きには楽しめる本かと思います。
Nothing ever becomes real till it is experienced.
See you.
I.O
★ためになる本&ひたすら感心する本
・今週は空模様があまりよくないようですね。
晴耕雨読。景色はスッキリしないので読んだ本のことを…。
<一歩ずつの山歩き入門>山に憧れるすべての女性へ 四角友里著 エイ出版社 2013.7.20発行
・女性が書かれた山歩きの入門書は数多くありますが、ここまで凝った本には出会ったことが無い。
こんなこと迄書くの!? と思う位事細かに書かれた本でした。
・著者の<四角友里>さんは“山スカート”の発案者として有名。
1979年生まれ。元は「運動オンチ&体力ゼロ」の超インドア女子だったそう。そんな方が今はアウトドアスタイル・クリエイターとして活躍されているというのが面白い。そして和装講師免許を持ち、着付け教室を開校されたという経歴も目を引く。
・女性向けの山歩きガイドですが、山用具のガイドとしても詳しく書かれ充分実用的。
男性が読んでも面白いし役立つ内容が多い。女性目線で書かれ細部まで心配りが行き届いています。
<構成>
●プラン~これから始める人を対象にコースを紹介したり、心構えなどが語られる。
●山ウエア~山歩きの色々なシーンでどんな山ウエアが必要か。レイアリングテクニックが詳しい。
(主に女性向けですが)
●山道具~バックに入れておくべき物のリスト。(多くは男性にも当てはまる物です。)
●歩き方~疲れず笑顔で歩くのにはそれなりの工夫があるようです。
●山小屋~小屋泊まりを加えることで出会える景色が広がる。
***全体を通して全国各地の8つのルートが紹介されている。著者のお薦めルートです***
・四角さんは現在ニュージーランドへ移住、湖畔の地に住んで日本と行き来しながら、
二つの国での山歩きを通じてメッセージを発信中とか。
・何度も失敗した著者の経験により培われた山歩きの知識が、この一冊に凝縮されているようです。
気合を入れて書かれたのが伝わってきます。初心者に限らず山に興味がある方なら一読の価値ある本だと思います。
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<グレートトラバース 日本百名山一筆書き> 田中陽希著 NHK出版 2015.4.25発行
・こちらはご存知の方も多いと思いますが、プロアドベンチャーレーサーの<田中陽希>さんが書かれた日本百名山踏破の記録です。
・この様子はBSプレミアムで放映もされていました。
2014年4月1日に屋久島・宮之浦岳をスタートし、2014年10月26日に利尻島・利尻山登頂まで一本の線で繋ぎあわせる。距離にして約7,800kmを208日と11hかけて踏破した旅の記録。
・TVで見た時も不思議でしたが、この人並み外れた体力はどうしたら得られるものなんでしょうかねー。
どの山も標準のコースタイムを遥かに超えるスピードで登り、あっという間に駆け下りる。
・ポピュラーな富士山を引き合いに出すと分かり易いのですが…
彼は7/16の5:00前に宿を出発、0合目の浅間神社から富士吉田口までの10kmは舗装道路を走って約1h。
12:00過ぎには頂上・剣ヶ峰に到着。total-7hしか費やしてないですね。
・一般の登山客は通常5合目を起点として頂上を目指すのですが、
ここからでも7hはかなりのハイペースになりきついですよね。
5合目を出発、8合目の小屋で仮眠し、翌朝のご来光を仰ぐというツアーですと10h以上を費やします。
陽希さんのペースは頑張っても常人にはとうてい追いつけないレベルです。
超人ぶりにはもう呆れるしかないですね。
・自然が相手ですから彼も道中に度々アクシデントに見舞われています。自らの体調不良もあります。そんな時に支えてくれる仲間達や、旧知の人、初めての人との様々なふれあいが描かれていて心が和みます。
もう、いたる処で感心しきりの本でした。
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・彼は今<日本二百名山>を踏破中です。
***<グレートトラバース2 田中陽希・二百名山へ!新たなる旅立ち>***
・<日本二百名山>のうち既に登った百名山を除く100座を目指す7ヶ月の山旅で、
陸上は徒歩のみ、海上はシーカヤックで一切の交通機関を使わないスタイルは先回同様。
・<スケジュール>によれば氷ノ山、上蒜山へは11/14~17の見込みとなっていますが天候や体調次第で日程は変わる可能性大です。
偶然に出会うこともまずないでしょうから陰ながら応援します。
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・上の2冊共に各地の図書館においてあると思います。山好きには楽しめる本かと思います。
Nothing ever becomes real till it is experienced.
See you.
I.O