Mind of Void

主にDM、MTG等について意見を書き綴ってゆきたいと思います。

【MTG】モダンのデッキ

2014-05-21 22:27:33 | Weblog
お久しぶりです。
最近MTGのデッキはほとんどこのモダンのものを組んでおります。
8月のGP神戸には是非参加したいので、それに向けて調整中です。
今週末はGPT、6月頭にはPTQもあるので練習しておきたいです。

さて、現在調整しているデッキをご紹介。

クリーチャー:15
4:《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader》
4:《ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother》
3:《呪文滑り/Spellskite》
4:《責め苦の伝令/Herald of Torment》

呪文:20
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《葬送の魔除け/Funeral Charm》
3:《夜の犠牲/Victim of Night》
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4:《鞭打ち悶え/Lashwrithe》

土地:25
19:《沼/Swamp》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
2:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》

サイドボード:15
4:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
2:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1:《殴打頭蓋/Batterskull》
2:《魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal》


黒単感染です。実は元々黒単信心で、アスフォデルの灰色商人やファイレクシアの抹消者、復讐の亜神を採用していました。
ですが構成が重い割にキルターンが遅いのが気になり、それならば信心じゃなくてもいいなと思い、黒単コントロールとして改良。
その際、除去耐性があり序盤の壁として優秀で、一緒に入れた鞭打ち悶えと合わせて一応デッキの新たな勝ち筋にもなれるため
ファイレクシアの十字軍を採用しました。予想より十字軍で勝てるマッチアップがあり、十字軍は確定枠に昇格。また、生体武器のお陰でクリーチャーとしても見れて十字軍とのイージーウィンを狙える鞭打ち悶えも確定枠へ。
抹消者は地上への圧力として優秀でほぼブロックされないためこれもほぼ固定枠としていました(感染に寄せる際に抜けましたが)。
残った亜神の枠ですが、飛行・速攻の組み合わせはとても魅力的でしたが土地が伸び悩んだ時に5マナという重さが気になっていました。
せめてこれが責め苦の伝令みたいに使い分けることができれば・・・
ん、そうかこれを試してみようと思い、試験投入。
授与はモダンだとまず見ないため警戒されないという強みがあり、十字軍に授与すると5/5飛行感染。
そこに土地が全部沼の状態で鞭打ち悶えが装備されようものならワンパンでゲームを決めるフィニッシャーに。
結局それで勝つ試合が多く、抹消者があまり役に立たなくなってしまったのでそれならばいっそ感染に寄せようということでファイレクシアの槽母と入れ替え、今の形になりました。

以下、メインボードの解説。
長文になってしまいますがご了承下さい。

・ファイレクシアの十字軍
序盤の壁程度のつもりで採用したはずが今や頼れるフィニッシャー。
勿論壁として立たせても強いですね。4ターン目に鞭打ち悶えのトークンも一緒にブロッカーへ回し、5ターン目に伝令を授与してワンショットを狙います。
どちらか片方だけでも2回の攻撃でゲームを決められますね。

・ファイレクシアの槽母
上記の通り、元々は抹消者の枠でした。
抹消者ほど地上クリーチャーへの圧力は無いですが、キルターンはこちらの方が上です。
一応高いタフネス+感染によりクリーチャーとの戦闘には強い方で、頑強持ちも一発退場させられるのは強みですね。
素の状態では何も回避能力を持たないですが、伝令で飛ばして奇襲をかけることもできます。

・呪文滑り
抹消者を入れている時点ではこの枠はゲスの評決でした。
リリアナと合わせて7枚、相手が生贄に捧げる除去が入っており呪禁オーラ相手には滅法強い構成でした。
ただそれ以外にはイマイチなことが多かったため、呪禁オーラ相手でもそこそこ強く、それ以外のマッチでも無駄になりにくいためこれを採用しました。
序盤の壁でもあり、相手の除去やコンボへの妨害と仕事は多いです。
デッキからは青マナが出ないため2点ペイでの運用が前提となりますが、マナを立たせなくても起動できるのは非常に心強いです。

・責め苦の伝令
元々は復讐の亜神枠でしたが、この形では復讐の亜神以上の挙動を見せることが多いです。
授与先は基本的に感染。つまりパワーの修正値は実質2倍。
黒単感染でたまに採用されるスキジリスクと比べると

スキジリスク:6マナで毒4(速攻を持たせるための黒マナを追加した場合)
伝令:5マナで毒3+攻撃が通らなかったクリーチャーのパワー分上乗せ

即効性のある打点として考えた場合、伝令の方が軽いですし効率は良いです。
ただし難点としては授与先が除去された場合、このカードは感染を持たないため戦力としてカウントしづらいです。
3マナ払って素出しもほとんどの場合はしません。
ただ、逆に言えばデッキのメインは感染であるため、相手がフェッチ&ショックインでライフをガリガリ削ってこようものなら
鞭打ち悶えの細菌トークンに授与してライフを削ってゆくこともできます。
仮に細菌トークンが処理されても伝令に鞭打ち悶えを装備すれば打点を維持することができます。

・思考囲い&コジレックの審問
モダン環境において最メジャーのハンデス2種。思考囲いはスタンダードでもメジャーなカードですね。
多色デッキであればフェッチやショックインのライフロスもあるためそれを嫌ってコジレックの審問を多めに積む構成が見受けられますが、
このデッキは単色なため土地によるライフロスは無く、また出産の殻や風景の変容など、思考囲いでしか落とせないものも多数存在することを考慮すると
やはり思考囲いは4枚必須の枠だと思います。ただそれだけでは引けないため、追加の思考囲いとして審問を2枚の計6枚体制。

・葬送の魔除け
黒単信心の頃から感じたことが、「1マナの除去がほしい」でした。
死儀礼のシャーマンが生きていた頃であれば見栄え損ないを採用していたでしょうが、今はその必要はありません。
勿論見栄え損ないの方が有用なマッチアップもありますが、単なるクリーチャー除去だとトロン相手などで無駄になってしまいます。
そこで、最低限どんな相手でも仕事できるカードとしてこれを採用。貴重なインスタントでのハンデスが可能なカードでもあります。
また、このデッキは感染がメインとあって攻撃が通った後の2点分を追加したり、相手に沼があれば(無くてもアーボーグで沼にできますし)
沼渡りのモードも役に立ちます。

・夜の犠牲
モダンでは範囲の広い除去。過信はできないものの完全に腐る相手というのもそう多くはないため、実質2マナの確定除去として振る舞うことができます。

・ヴェールのリリアナ
特に語ることもなくただ強ですが、プラスする時は自分のハンドも気にしたいところ。

・鞭打ち悶え
元々はクリーチャー除去だけでは完全に処理しきれない&後半マナフラした時でも強いカードということでこれを採用していました。
十字軍に装備してその上から伝令を授与するとワンショット。
また、伝令の項目でも述べた通りライフを削りに行くこともできます。

・墨我の生息地
感染ならば是非入れたい土地。鞭打ち悶えを考えると沼の数は減らしたくないですが、土地枠でクロックを増やせるのは非常にありがたいので4枚積みたいです。
以下にも紹介しますが、アーボーグで全部沼にできますしね。

・ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
上記の通り、墨我の生息地を積むことによって減った沼の数を補填するために入れています。
地味に相手の土地も沼が追加されるため、魔除けの沼渡りモードが役に立つ場面もあるかと思います。

サイドボードは調整中。
感染なのに殴打頭蓋入っていますが対コントロールで強い感染カードが無かったのでこれに頼っています。
また、魂の裏切りの夜は自分にも被害が及びますが、対双子と親和には貼れればほぼ勝ちなので入れています。