ミーハーのクラシック音楽鑑賞

ライブ感を交えながら独断と偏見で綴るブログ

久しぶりのコンサートに感謝

2011-03-26 10:28:14 | 国内オーケストラ
昨日(3月25日)東京オペラシティでの「ウィークデイ・ティータイム・コンサート12~ サクソフォンとオーケストラのランデブー ~」を聴いてきた。指揮は井上道義。サクソフォンは須川展也。演奏はオーケストラ・アンサンブル金沢。

【演目】(※アンコール曲)
ロッシーニ/歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
ピアソラ/エスクアロ[鮫]*、オブリヴィオン[忘却]*、リベルタンゴ*
ファリャ/バレエ音楽《恋は魔術師》より「火祭りの踊り」
ポンセ/エストレリータ*
ララ/グラナダ*
~休 憩~
ルーセル/小組曲 op.39
ミヨー/スカラムーシュ*
※サティ/ジムノペディ第1番
※ポール・マッカートニー/マイ・ラブ*
(*は須川展也との演奏)
《14時10分開演、15時50分終演》

当初は金曜日のサントリーホールで行われるオーケストラ・アンサンブル金沢東京公演に行く予定だったが、こちらは何故か中止になってしまったので、急遽前日のオペラシティでの須川展也との公演を聴きに行ってきた。

このコンサートをするにあたっては、オペラシティは舞台照明を通常の約50%にダウンさせ、天窓から光を入れたり、空調をあまり稼働することなく節電に務めた。

開演前に全員で黙祷。

久しぶりのコンサート、久しぶりのライブ感覚はやはり気持ちがいい。なかでも須川展也のサクスフォンやオケのオーボエの音色がオペラシティにこだまするように響いていく。ラテン・クラシック名曲のオンパレードのプログラムだが、私にとっては若かりし日に過ごしたカリフォルニアや訪れたメキシコの地の思い出を蘇らせてくれ、思わずスペイン語が出てきそうになる。こんな気分になったのもいつ以来だろう。

しかし、現実は直視しなけらばならない。須川は「最後はこれしかない」と言って、ポール・マッカートニーの『My Love』を演奏。感涙。内田裕也やロック・ミュージシャンがジョン・レノンの『Power To The People』を歌っていたが、ビートルズは偉大だ。20世紀最大の音楽家はビートルズであると再認識した。

震災に関する私のブログは↓
http://k21komatsu.blogspot.com/


最新の画像もっと見る