北風と太陽・保存版 統一教会から娘を家族のオープンな話し合いで取り戻した父kokoroのブログ。

このブログは旧「北風と太陽 OCN版」の保存のみです。更新記事はniftyブログ「北風と太陽 」をご利用ください。

料理研究家小林カツ代さんから学ぶ統一教会2世たちとの向き合い方

2014-02-23 00:16:25 | 心の手記

 昨日、NHKで料理研究家・故小林カツ代さんを偲んで、塩おにぎりに纏わるお話を聞くことができました。

 


ある日、小林さんは更生施設の少女たちに、おにぎり講座を開催することになりました。

 

少女たちの多くは母親から虐待を受けたり、子育てを放棄された体験の持ち主だったそうです。

 

普通の家庭であれば、おにぎりの味は母親の味であり、遠足、運動会で食べたときの思い出は私の記憶にも残っています。

 


少女たちは母親のおにぎりの味を知らない。

 

ここで無理におにぎりは母親の味などと言えば、むしろ反感を買うことを、小林さんは熟知されていたようです。

 

 

 

小林さんは、少女たちに「好きな人や友人に、又将来生まれてくる子供のためにおいしいおにぎりを握ってあげて喜ばせて欲しい。あなたちだってきっと優しいお母さんになれる」と伝えたそうです。
小林さんの料理研究家としての人物像の中に、豊かな人間性を知るとともに、この番組を見て一昨年の弁連集会で、死に場所を求めてさまよった体験をもつ2世の女性の体験談や、昨年ニュースでも取り上げられた統一教会2世の千葉の女子高生の家出事件を思い出しました。

 


統一教会の2世たちの多くは、母親が教会の宣教活動で母親から育児を放棄された人たちです。
自由に生きたいと思っても、狂信的な母親からの恐怖に苛まれています。

 

その結果、家出とか自殺の選択をせざるを得ない状況に追い込まれている2世の苦しみについて、統一教会はなんら対策することもなく、いやむしろ信仰上の問題にすり替えているのが実態です。

 

千葉の女子高生は、統一教会の韓国の修練会に行かされたと聞いています。

統一教会による子育て放棄の女性信者の宣教活動という体質が続くのであれば、2世の方は成人とともに自立の道を行くしかないのではと思います。

ただ、大きな問題があります。二世たちは母親の愛情を知らずに生きてきました。

 

このまま彼らが自立して一人で歩くことには、大きな困難さが伴うのではと考えています。

 

あるカウンセラーの方は育て直すことが求められていると言われました。

 

私自身も二世の方から相談を受けたことがあります。
母親を母と見ることができず、自分を隷属させることしか考えない魔物のように見える・・・・。

 

母親への不信感・・・生きる自信を無くした二世たちとどう向き合えばよいのか・・・

 

統一教会の誤りを羅列しても無意味であることは明らかです。

小林カツ代さんのレシピにある温かい手塩のおにぎりがむすべる日がくることを、願わずにはいられません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

参照

 


2月10日小林カツ代さん追悼番組見たよの朝ごはん・・
いつも一生懸命 2014/2/10

 

http://blogs.yahoo.co.jp/tyappi122002/67085512.html?from=relatedCat

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。