尹東柱(ユンドンジュ)の事を特高月報で調べてみたら、記載されていた。創氏改名で「平沼東柱」と名のっていた。
「在京都朝鮮人民族主義グループ事件策動概要」と記録され、当時彼は同志社大学文学部選科生であったが、京大文学部選科生宗村夢奎(27)と第三高校生高島熙旭(22)と一緒に逮捕された。
記録に留める意味で掲載されていた本「昭和特高弾圧史」太平出版のページのコピーを表示した。
他民族に国を奪われた人々にとって、抑圧からの解放と故国の独立の願いは言いつくせぬものがあったであろう。
膨大な特高月報をまとめ上げたこの著書「昭和特高弾圧史全8巻」のうち6巻から8巻までが朝鮮人弾圧史である。
その記述の中に、特高のスパイ網がはられ、多くの朝鮮人が同胞の裏切りにより、事件や容疑をでっち上げられ逮捕されたことが書かれてある。
裏切った人間が悪いのか、韓国併合100年から見えてくるものは、彼らも日本の帝国主義支配に翻弄された犠牲者なのだと思いたい。
ただ私が地獄に堕ちようとも、絶対許せない人物が、一人いる。
必要上、創氏名を名乗り日本語を話すとしても、母国語を守ることはまた別です。
他の留学生の中には、米国へ一家で移り、こどもたちに韓国語会話を教えなかった人もいます。
渡米後、半島に戻る計画は無かったのかもしれません
コメントありがとうございます。
いろいろな事実が点在するとおもいます。
それらの事実を時代の流れで見たとき、かならずその流れに翻弄される弱者の姿が見えてくると思います。
その人たちの声なき声に耳を傾けない限り、時代の流れの本当の姿は見えてこないのではないかと思います。
ただ、私が文鮮明が許せないのは、その時代を自らの詐欺師の正体を隠すための利用したことです。