今年の2月16日は、2月3日にアップした獄死した尹東柱(ユドンジュ)の65回目の命日だ。
折しも、2月5日、横浜地裁は戦後最大の言論弾圧事件に冤罪の判決を下した。
横浜事件とは、尹東柱、文鮮明が日本に留学していた当時1943年~45年にかけての言論弾圧事件。治安維持法違反で出版関係者60人が特高に逮捕され、拷問を受け、4人が死亡した。
遺族の方が、ご本人の名誉回復のためにこの間裁判で闘って来られた。
帝国主義的支配が正統化され、思想弾圧、宗教弾圧、民族弾圧が荒れ狂った時代。
この時代を、忘れてはならないとあらためて思った。
獄死した尹東柱(ユドンジュ)の名誉は回復されてはいない。
韓国併合100年目にあたる今年、さまざまな取り組みによって、日本の歴史の負の部分が掘り起こされている。
埋もれた歴史を、意志ある人々の手で日韓共同の作業で後世に残すことは、再びあの時代を繰り返さないために大切なことだと思う。
尹東柱の没後50年に当たる1995年2月16日同志社大学に彼が残した詩「空と風と星と詩」の詩碑が建てられた。それ以来毎年献花式が行われているようだ。
今年も、おそらく2月13日(土)に故人を偲んで行われるようだ。
ハングル語で詩を書いただけで、逮捕され獄死した留学生尹東柱について、その純粋な詩と人となりについて、知りたい方は下記のサイトにアクセスしていただきたい。
http://homepage2.nifty.com/taejeon/Dongju/dongju.htm
文鮮明については、当時、一月に一度戸塚署に呼ばれ、キリストの話をし、警官に惚れられ、拷問を受け釈放されたという話を聞けば聞くほど、拷問を受けたという被害者の側面よりは、他の側面が浮き上がってくる。
もし彼がキリスト教のメシアという信念を通したら、釈放されることはなかったと思うのだが。
転向者も被害者という寛大な気持ちになりたいのだが、・・・・・。
写真は尹東柱。
素晴らしいサイトをご紹介くださり、本当に有難うございました。
早速読ませて頂いたのですが、彼こそキリストと共に生きた人生だったと思います。
私が、日本で最も尊敬する法学者でありクリスチャンでもある大塚先生は、現在同志社の学長を務めておられますが、是非今年こそ、彼の名誉が回復される事を、祈ってやみません。
>もし彼がキリスト教のメシアという信念を通したら、釈放されることはなかったと思うのだが。
文鮮明の留学時代をご存知であられる、36家庭の厳徳文先生の証しを聞いた事があります。
その方は、文氏が 『反日運動をされていた。』 とは一切おっしゃらず、『彼はいつも一人でいて、目立たない学生だった。』 とだけおっしゃっていました。
官憲に目をつけられ、拷問までされた学生が、『目立たなかった』 事はないでしょう。
しかも、その36家庭の先生は、その証しをされた後に、統一教会を脱会されました。
ご存命であられたら、真実を証言して頂けたかもしれませんが、最近の消息は分かりません。
>文鮮明の留学時代をご存知であられる、36家庭の厳徳文先生の証しを聞い>た事があります。
>その方は、文氏が 『反日運動をされていた。』 とは一切おっしゃらず、『彼>はいつも一人でいて、目立たない学生だった。』 とだけおっしゃっていました
留学時代の文師は、キリスト教とは無縁の、普通の朝鮮人青年、官憲の尾行に脅えながらも、官憲の追及をうまくかわす世渡り上手な留学生ではなかったのではないでしょうか。
教祖となってからの、彼の口から出た留学時代の話は、事実の部分もあるでしょうけど、意図はメシアに「品格」がほしかったのでしょう。
でも早稲田大学の嘘はメシアの品格を落としましたね。
意図的な嘘は詐欺師しか使いません。