信者の男を逮捕 脱会女性にストーカー容疑
東京新聞 2011年2月7日 14時07分
統一教会を脱会した元信者の女性に付きまとったとして、警視庁公安部は７日、ストーカー規制法違反の疑いで、埼玉県越谷市大泊、統一教会信者で職業不詳の宇佐美隆容疑者（４２）を逮捕した。
公安部は同日、宇佐美容疑者宅を家宅捜索。ほかの複数の信者も女性宅近くで付きまとい行為をしていたとみられ、統一教会の組織的な関与の有無を慎重に調べている。
逮捕容疑は昨年６月から同年１１月まで計５回にわたり、２００７年２月の合同結婚式で知り合い、０８年１２月に脱会して婚約を破棄された元信者の女性（３６）に対し、東京都新宿区の路上で待ち伏せるなど、ストーカー行為をした疑い。
公安部によると、宇佐美容疑者は「ストーカー行為ではない」と話している。同容疑者は女性の父親の車に衛星利用測位システム（ＧＰＳ）機能付きの携帯電話を張り付け、女性の居場所を確認していたとみられる。
脱会直後からストーカー行為が続き、女性は１月、警視庁に告訴状を提出した。
（共同）
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脱会者への待ち伏せは、「拉致監禁サイト」で堂々と記事として載せられている。
脱会の確認ということのようだが、尋常ではない。
脱会直後の本人にとっては、教会関係者に会うことはトラウマとの遭遇である。
私の娘が脱会した時も、食口の方が訪ねてきた。本人に合うかどうかきいたが、静かにしておいてほしいという娘の意志を伝え、お帰り願った。
自主的に脱会されたある女性は、被害請求の途中で精神的異変を生じた。
幸い専門の臨床心理士に会うことができ、症状も治まった。
彼女にとって、被害請求自身が、過去の呪縛の恐怖感との闘いであることを知った。
ましてや信者時代の相対者に会うとなれば、その精神的不安定感は計り知れないだろう。
「拉致監禁キャンペーン」でPTSDだと騒いでいるようだが、脱会者への配慮も考えられない会のあり方に疑問を抱かざるを得ない。
統一教会がこの事態を今までどうり「信者が勝手にやった」方式で放置するならば、被害は
更に拡大し、ストーカーによるPTSD・精神的疾病を抱える脱会者が今後増えてくるだろう。
私の得た情報では、脱会者へのストーカー行為、もしくはこれに近いものは他にもあるようだ。
最近、信者と思われる人間による、牧師への見張り、写真撮影ということも行われている。
身元が分かればすぐ告訴もありうるだろう。
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逮捕、家宅捜索の様子は本日付けの「やや日刊カルト新聞」を参照してください。
http://dailycult.blogspot.com/?zx=9bdcc7d3cbeddf9f
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有田芳生氏の本日付の記事も参照してください。
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