【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

ミスター年金王子が登場、長妻昭政調会長・西村ちなみ代表代行あす(7/5)午後集中審議

2023年07月04日 23時34分44秒 | 第211回通常国会(2023年1月)
[写真]当時当選3回ながら、東京の地元を固めて、「党本部預かり応援弁士」として全国を回った「ミスター年金王子」こと長妻昭さん、今から14年前の2009年8月12日、大阪・堺市「堺東駅」で、宮崎信行撮影。

 あす(2023年7月5日)は午後1時から午後5時まで、「マイナ」問題で集中審議が衆議院地域・こども・デジタル特別委員会で開かれます。

 立憲民主党は、ミスター年金王子こと長妻昭政調会長、西村ちなみ代表代行、市長経験がある坂本祐之輔さんが登場。

 長妻さんは、2007年の年金国会で名をはせ、2009年総選挙では、政調会長代理の肩書ながら、自分の選挙区のめどがつき次第、「本部預かり」の応援弁士として、大阪府など遠方まで「ミスター年金王子来たる」と予告した演説会をこなしました。直後の、当選4回生としてはただ一人、入閣して厚生労働大臣となりました。なおこの際、内閣府の行政刷新担当大臣を提示されながら、自ら志願して厚労大臣になったとされています。

 最近でも、中国の「SAY企画」への再委託により、配偶者の年収が丸見えの紐づけがされていた事実を暴露しています。

 立憲民主党の岡田克也幹事長はきょうの定例記者会見で、2007年の「消えた年金(記録、宙に浮いた年金)」との相似について、

「非常に深刻な問題だとは間違いありません。介護施設に入所している方は、現場からどう対応していいか分からないとの声がきています。ここにきちんと答えられるかどうかということだと思います。我々は保険証と一体化することが絶対に駄目だとは言っていません。ただ相当丁寧にやっていかないといけない話です」とし、来年秋の紙の保険証の廃止の延期を求めていく姿勢を重ねて示しました。

 政府自民党も危機感を募らせているようで、河野デジタル相のほか、要求通り、加藤厚労大臣、松本総務大臣も出席することになりました。

 参議院は3週間後の、7月26日水曜日。

 以上です。


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