【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【あれから10年】宮崎信行による中村哲治・民主党参議院議員への「もうやめろキチガイ」との暴言ツイートを重く受け止め続けます

2020年12月18日 01時06分07秒 | その他
[写真]宮崎信行、先月撮影。

 あの日から10年。

 こちらのgooブログの筆者・宮崎信行が、Twitterで、中村哲治・民主党参議院議員のそれに対して、「もうやめろキチガイ」との暴言で、Twitterが炎上してから10年となりました。2010年12月17日午後11時過ぎから、同18日午前1時過ぎまでのやりとりでした。






 これをめぐっては、多くの批判を浴び、宮崎の衆議院をはじめとした国会内の通行の後ろ盾になっている、岡田克也衆議院議員の事務所に電話での問い合わせ・抗議があり、この10年間でもっとも叱られました。すでに、中村哲治参議院議員には議員会館をおとずれ、秘書の方を通じて謝罪しており、一度謝ったことを、二度謝るのは失礼になりますので、重く受け止め続けたいと考えます。

 私は毎日、Googleで「宮崎信行」とエゴサーチをしますが、この10年間のほとんどの期間、この炎上の「デジタルタトゥー」が出続けました。今年になってからは出てこなくなっていますが、グーグル社はニュースサイト・ジャーナリストの検索のアルゴリズム(計算方法)を定期的におそらく意図的に変更していることから、また変わるかもしれません。こういった行動で、私に対する出演・執筆依頼がこの10年間減ったかもしれません。

 刑事事件の裁判報道や法務省・検察庁取材で最も信頼を得ているジャーナリスト、江川紹子さんからは、刑事で立件されたことを惹起するツイートでたしなめられました。



 ジャーナリストで、日本を代表する独立系通信ニュース媒体「IWJ」の創業代表者である岩上安身さんからも「下品だ」とたしなめられました。



 蛇足ですが、2020年12月17日は、フジテレビのリアリティー番組に個人の立場で連続して出演した女子プロレスラーの方に対するSNSでの「叩きやすいキャラを異様に叩く」匿名の誹謗中傷が、警視庁により被疑者が認めたうえで、書類送検されました。刑事は珍しく、東京地検による起訴を期待したいところです。

 また、きのう、当ニュースサイトは、一日4・7万ページビューを超えました。月に換算すると140万ページビューになりますから、サーバーを自分で持たないブログ系のニュースサイトでは異例の高水準となります。当ニュースサイト始まった以来、最多。

 ネット炎上はいろいろなことをあぶりだします。10年前、同級生(当時およそ36歳)の会社員からは「内容よりも書いている時間が異常で、こいつ寝ているのかよ、と思った」と言われ、私が「平日の昼間に眠れば、睡眠時間は確保できるよね。なぜ平日の昼間に寝ていると考えなかったの」と問うと、絶句され、その後、会っていないような気がします。今年早稲田大学政治経済学部教授の学術会議をめぐる政府批判でゼミ生から「就職に影響する」との声が出ましたが、10年前も私のツイッター炎上は、同大学生から批判されました。その方は、30歳を過ぎてから彫金師をめざしてイタリアで「学び直し」を始めたところ、コロナ過で帰国されたそうで、気の毒に感じます。

 個人ニュースサイトの場合は、民事での名誉の自由に関する不法行為の賠償の責任はすべて私個人が無限で負うことになります。そのため、断定調を使わない文章を取り続けるわけです。改めて蛇足ながら、Twitter社、YouTube運営会社などでバンされることがあるなか、日本NTTグループの「goo」で一度もバンされたことのない同社グループの度量に感謝したいところです。

 以上です。

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