【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

石破ショックで日経平均大暴落、岡田克也さん71歳は「石破首相・村上誠一郎総務相・岩屋毅外相」で元気になり12選めざし総選挙出馬へ 

2024年09月30日 16時14分07秒 | 第214回国会
[写真]石破茂・次期首相、今月2024年9月19日、東京・秋葉原で、宮崎信行撮影。

 岡田克也衆議院議員71歳は来るべく第50回衆院選で、初出馬から12回連続の当選をめざし立候補することを決意しました。「4人会」の山口那津男さんが公明党代表を世代交代で去りました。が、村上誠一郎さんが19年ぶりに入閣へ。自民党で世代交代の時計が逆回転し、岡田さんより初当選が早い議員が首相となるのは13年ぶりとなります。朝まで生テレビの地上波放送が今月終了しましたが、「政治改革を実現する会」で1期上の石破茂さんと同期の岩屋毅さんは実年齢は岡田さんより若いですが、首相・外相の檜舞台に明日から立ちます。自民党内の人材がトータルで沸き立つ政権になりました。

 石破次期首相は、午後3時からの自民党平河クラブでの4役の記者会見の冒頭に、選挙事務を考え、自分が首相になれば、10月9日に解散し、15日(火)公示、27日(日)投票としたいと述べました。

 密室選挙で、石破茂さんが、「利上げはアホ」の正論を吐いた高市早苗さんを逆転したときから日経平均先物は暴落していました。きょう月曜日は落ち着いた寄り付きになりましたが、買い戻す動きは鈍く、後場になって続落。およそ2000円近く下げました。円高の要因の一つは石破さんが自衛隊の海外基地新設を持論としていることもありそうです。

 清和会の裏金で、元NTT管理職の団塊の世代・松本被告77歳が禁固5年、執行猶予3年の判決。

 衆議院災害対策特別委員会理事懇談会は、能登豪雨で政府から説明を受けました。衆参両院の議運理事会も開かれました。

 笠浩史・立憲民主党国対委員長は、10時から野党国対委員長会談を開催し、「4項目の要求」をまとめました。その後、浜田靖一自民党国対委員長(議院運営委員長に選出内定)から、「会期は10月1日から9日までとしたい」と提案され、保留しました。

 立憲民主党では、タマが悪いと指摘された福井1区の女性公認が何らかの総支部内の話し合いも含めて離党を発表。このほかにも新人の半数近くでタマが悪い人が見受けられ、政権交代は無理でしょう。その一方、新卒を採用した党本部ガバナンスの改革による全職員集会が開かれ、野田佳彦新代表、小川淳也幹事長がそろって結束を呼びかけました。

 第214回臨時国会はあす召集されます。

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