【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

法務大臣政務官が「参院を解散しろ」という前代未聞の大違憲発言

2009年02月01日 17時07分36秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 麻生内閣の早川忠孝・法務大臣政務官(自民党清和会)が「解散が必要なのは参議院であって、衆議院ではないのだが」と題するブログを2月1日付で公開しました。

http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10201165510.html

 法務省の政治任用の幹部が憲法が規定しない参院解散を煽るのは違憲行政の疑いがあり、憲法99条の「憲法を尊重し擁護する義務」に反しています。

 早川政務官は「マスコミは盛んに衆議院の解散を煽っている。おかしなことではないか。衆議院は機能している。機能していないのは、参議院である」とした上で、「次の総選挙は、衆議院も参議院も同時に解散し、同時に民意を問うことが望ましい」としました。

 また、「今のままの参議院だったら、私は参議院を解体させたい」という法治国家の危機とも言える大暴言。

 「何故現在の憲法は、参議院の解散を規定しなかったのか。これほど強大な存在に参議院が育ってしまう事態を、何故想定しなかったのか」といういびつな認識を示しました。早川さんは衆議院議員です。

 首相官邸のホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/asoseimukan/080929/07hayakawa.html
によると、早川さんは埼玉4区(朝霞市、志木市、和光市、新座市)選出の当選2回生で、東大法学部卒の弁護士。元東京弁護士会副会長です。

以下はブログの全文(2月1日午後5時現在)

(引用はじめ)
 
 2009-02-01 09:51:55
 
テーマ:ブログ
 
解散が必要なのは参議院であって、衆議院ではないのだが
出口がないので困っているのは、実は国民のはずだ。

 

1月5日に通常国会が召集された。

その通常国会に、麻生内閣はかねて国民に約束していたとおり1月5日、第二次補正予算案と関連法案を提出した。

1月13日、衆議院は補正予算案も関連法案も可決し、参議院に送付している。

しかし、参議院では、未だに関連法案の審議にも入っていない。

 

これで、マスコミは盛んに衆議院の解散を煽っている。

おかしなことではないか。

 

衆議院は機能している。

機能していないのは、参議院である。

審議妨害、審議引き延ばしに終始している参議院こそ、その存在意義を含めてそのあり方を問われるべきである。

 

私は、参議院第一党の民主党の責任が大きい、と思っている。

 

国民が声を上げるべきは、参議院を良識の府に変え、政党の支配から自由にすることではないか。

政局の渦中に入ることを止めさせ、政策本位での活動に専心させることではないか。

 

今のままの参議院だったら、私は参議院を解体させたい。

何故現在の憲法は、参議院の解散を規定しなかったのか。

これほど強大な存在に参議院が育ってしまう事態を、何故想定しなかったのか。

 

次の総選挙は、衆議院も参議院も同時に解散し、同時に民意を問うことが望ましいのだが。

余りにも制約条件が多いため現実には解を得ることができない難しい方程式が、私たちの目の前にある。

 

さて、どうするか。

 

やはり、政治家がそれぞれに総選挙後の政界再編の姿を事前に国民に示した上で、国民の選択を仰ぐしかない。

私は、そう確信している。

いずれ時間の問題だ。

(引用おわり)

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