[写真]自民党長期政権アベノミクスの「時間的な格差」を感じさせる東京15区のようす、奥のマンションは東京2区の区域、先々月、宮崎信行撮影。
東京15区補選では政治団体「つばさの党」の選挙カーが野党が乱立した候補たちの妨害活動を続けて、混乱しています。きょねんは4カ月の夏休みで。秋の臨時国会で立ち上がりが遅い印象があった、野党の衆参議員ががんばっていて、重大法案の鍛錬をしています。裏金問題は、自民党不信ですが、政治不信というか、政治への低アクセスの隔靴掻痒を感じることがあります。地震、内外戦争、パンデミックのきっかけががあったら、現役世代の世論が暴発しそうな気配もあります。
【参・予算委 きょう令和6年2024年4月24日(水)】
園遊会ブレイクをはさんで、おとといの衆に続き集中審議となりました。「政治資金等内外の諸課題」5時間コース。
●静岡・安倍派の宮澤博行議員の調査を要求
まず蓮舫さんが週刊文春の「都内不倫同棲」が発覚した宮澤博行・衆院議員(静岡3区)が説明をしていないので、岸田さんに対して、いったん取り下げて説明や調査をするよう求めました。
宮澤さんは、新宿区内に自宅があったようですが、私は6年前、2018年10月19日(金)、共通の友人を見舞った後に友人運転の車に乗り、新宿駅西口を通りかかったら、宮澤議員が交差点内でタクシーから降りて、別のタクシーに乗っていきました。私は「あの議員は、小選挙区の対抗馬をとてもよく知っている議員だ」とし、静岡県選出の議員が、新宿駅西口からタクシーに乗るのは不自然だという話をしていました。つまらない話ですが、降りてからの時間からして、駅から乗ったタクシーの方向が違うと気づいたけれどもワンメーター料金を払わないで降りたのではないかとも話しましたが、それはまったくわからないことです。ただ、友人と車に乗りながら国会議員を見たことで、「国会議員は基本的には変な人だ」「その中でも、あの議員は交差点でタクシーを乗り降りしたからより変な人だ」というのが常識だということを確認できた良い機会でした。今回の宮澤議員は、都内で妻ではない女性と同棲したが、1カ月で解消し、それにあたって引っ越し代金等の「誠意」は示したとの内容でした。静岡では5区比例の吉川赴さん、8区の塩谷立さんが現職議員なのに、宮澤さんが辞任するのは不可思議な気もします。自民党内政局があるのでしょうか。不透明です。
●政治改革自民案の温度差と森喜朗さんの聴取記録なし
委員会に戻って、政治改革の自民党案が決まったことについて、自民党案に意欲を示した岸田さんと党内議員との温度差が漏れ出る答弁もありました。おとといの岡田克也幹事長の衆での質問で「森喜朗さんからの電話ヒアリングで記録を残していない」との発言を、杉尾秀哉さんは、岸田ノートを念頭に、政治姿勢をただしました。
公明党の伊藤孝江さんは、自民党の不祥事だから、自民党が率先して政治資金規正法改正に取り組むべきだとの、1月からの主張を念押ししました。
●選挙制度と皇室制度
1月の時点で、額賀福志郎・新衆議院議長は2つの諮問機関に意欲を示していました。一つは、衆と参の政治改革の特別委員会という形になりました。もう一つは、衆参正副議長の下に一つの「皇室制度の各党協議会」という形式になりそうです。維新の片山大介さんは、首相にスケジュール感を示すよう迫りましたが、国会の議論に期待して、政府も協力する旨を示すにとどまりました。
【参・本会議】
尾辻秀久議長が採決。「日・アンゴラ投資協定」(213条約3号)「日・ギリシア租税協定」(213条約4号)「日・EUのEPAの個人情報など改定」(213条約5号)が両院で承認され、議了しました。
これに先立ち「水素社会推進法案」(213閣法16号)と「CCS二酸化炭素貯留事業推進法案」(213閣法17号)が斎藤健経済産業大臣から趣旨説明され、審議入りしました。
【衆・外務委】
「IBRD協定の改正の受諾」(213条約9号)「欧州復興開発銀行協定の改正の受諾」(213条約10号)「ロンドン条約の改正」(213条約11号)が審議入りしました。
【衆・法務委】
「入管法改正案」(213閣法58号・59号)の審議が続きました。立憲は、法務・厚生労働合作の対案をあす出す見通し。
【衆・厚生労働委】
「育児・介護休業法改正案」(213閣法54号)と立憲の対案の「訪問介護事業者」(213衆法6号)と「介護・障害施設従事者」(213衆法7号)の審議が続きました。尾辻議長以来の参出身大臣の武見敬三さんの専門性には野党議員も一目置いて信頼しているという空気になってきました。
【衆・経済産業委】
「産業競争力強化法改正案」(213閣法23号)の対政府質疑。
【衆・国土交通委】
一般質疑。
【衆・沖縄北方特別委】
大臣所信に対する質疑が、ようやくありました。
【総務省・中央選挙管理会】
川内博史さんの繰り上げ当選が決定。
●参議院憲法審査会は、水曜日の午前10時または本会議散会後が定例日だとされていますが、きょうは開催されませんでした。
●衆議院憲法審査会はあす開かれます。
東京15区補選では政治団体「つばさの党」の選挙カーが野党が乱立した候補たちの妨害活動を続けて、混乱しています。きょねんは4カ月の夏休みで。秋の臨時国会で立ち上がりが遅い印象があった、野党の衆参議員ががんばっていて、重大法案の鍛錬をしています。裏金問題は、自民党不信ですが、政治不信というか、政治への低アクセスの隔靴掻痒を感じることがあります。地震、内外戦争、パンデミックのきっかけががあったら、現役世代の世論が暴発しそうな気配もあります。
【参・予算委 きょう令和6年2024年4月24日(水)】
園遊会ブレイクをはさんで、おとといの衆に続き集中審議となりました。「政治資金等内外の諸課題」5時間コース。
●静岡・安倍派の宮澤博行議員の調査を要求
まず蓮舫さんが週刊文春の「都内不倫同棲」が発覚した宮澤博行・衆院議員(静岡3区)が説明をしていないので、岸田さんに対して、いったん取り下げて説明や調査をするよう求めました。
宮澤さんは、新宿区内に自宅があったようですが、私は6年前、2018年10月19日(金)、共通の友人を見舞った後に友人運転の車に乗り、新宿駅西口を通りかかったら、宮澤議員が交差点内でタクシーから降りて、別のタクシーに乗っていきました。私は「あの議員は、小選挙区の対抗馬をとてもよく知っている議員だ」とし、静岡県選出の議員が、新宿駅西口からタクシーに乗るのは不自然だという話をしていました。つまらない話ですが、降りてからの時間からして、駅から乗ったタクシーの方向が違うと気づいたけれどもワンメーター料金を払わないで降りたのではないかとも話しましたが、それはまったくわからないことです。ただ、友人と車に乗りながら国会議員を見たことで、「国会議員は基本的には変な人だ」「その中でも、あの議員は交差点でタクシーを乗り降りしたからより変な人だ」というのが常識だということを確認できた良い機会でした。今回の宮澤議員は、都内で妻ではない女性と同棲したが、1カ月で解消し、それにあたって引っ越し代金等の「誠意」は示したとの内容でした。静岡では5区比例の吉川赴さん、8区の塩谷立さんが現職議員なのに、宮澤さんが辞任するのは不可思議な気もします。自民党内政局があるのでしょうか。不透明です。
●政治改革自民案の温度差と森喜朗さんの聴取記録なし
委員会に戻って、政治改革の自民党案が決まったことについて、自民党案に意欲を示した岸田さんと党内議員との温度差が漏れ出る答弁もありました。おとといの岡田克也幹事長の衆での質問で「森喜朗さんからの電話ヒアリングで記録を残していない」との発言を、杉尾秀哉さんは、岸田ノートを念頭に、政治姿勢をただしました。
公明党の伊藤孝江さんは、自民党の不祥事だから、自民党が率先して政治資金規正法改正に取り組むべきだとの、1月からの主張を念押ししました。
●選挙制度と皇室制度
1月の時点で、額賀福志郎・新衆議院議長は2つの諮問機関に意欲を示していました。一つは、衆と参の政治改革の特別委員会という形になりました。もう一つは、衆参正副議長の下に一つの「皇室制度の各党協議会」という形式になりそうです。維新の片山大介さんは、首相にスケジュール感を示すよう迫りましたが、国会の議論に期待して、政府も協力する旨を示すにとどまりました。
【参・本会議】
尾辻秀久議長が採決。「日・アンゴラ投資協定」(213条約3号)「日・ギリシア租税協定」(213条約4号)「日・EUのEPAの個人情報など改定」(213条約5号)が両院で承認され、議了しました。
これに先立ち「水素社会推進法案」(213閣法16号)と「CCS二酸化炭素貯留事業推進法案」(213閣法17号)が斎藤健経済産業大臣から趣旨説明され、審議入りしました。
【衆・外務委】
「IBRD協定の改正の受諾」(213条約9号)「欧州復興開発銀行協定の改正の受諾」(213条約10号)「ロンドン条約の改正」(213条約11号)が審議入りしました。
【衆・法務委】
「入管法改正案」(213閣法58号・59号)の審議が続きました。立憲は、法務・厚生労働合作の対案をあす出す見通し。
【衆・厚生労働委】
「育児・介護休業法改正案」(213閣法54号)と立憲の対案の「訪問介護事業者」(213衆法6号)と「介護・障害施設従事者」(213衆法7号)の審議が続きました。尾辻議長以来の参出身大臣の武見敬三さんの専門性には野党議員も一目置いて信頼しているという空気になってきました。
【衆・経済産業委】
「産業競争力強化法改正案」(213閣法23号)の対政府質疑。
【衆・国土交通委】
一般質疑。
【衆・沖縄北方特別委】
大臣所信に対する質疑が、ようやくありました。
【総務省・中央選挙管理会】
川内博史さんの繰り上げ当選が決定。
●参議院憲法審査会は、水曜日の午前10時または本会議散会後が定例日だとされていますが、きょうは開催されませんでした。
●衆議院憲法審査会はあす開かれます。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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