フジテレビで8日夜、「クライマーズ・ハイ」が放送されました。上毛新聞社がモデルの新聞社の社会部県警キャップを熱演する堺雅人さんの姿をみて、その後、上毛新聞社で社会部県警キャップをつとめた群馬1区の宮崎岳志(宮崎タケシ)さんの必勝を願いました。
宮崎タケシさんは昨年8月5日のブログで、「私は日航ジャンボ機墜落事故の時点では入社していませんでしたが、追悼式典や特集記事などを担当し、御巣鷹にも幾度か登っています」と書いています。
元上毛新聞記者である作家、横山秀夫さんの原作です。横山さんの作品では唯一のノンフィクション系小説です。横山さんが記者として経験したどうしても書き残したかった“あの夏”、新聞記者たちの「8・12」。
私はこの映画は、封切り直後に映画館で見ましたが、印象に残ったのは「社会部県警キャップ」役の俳優です。映画を見ながら、「あれ、この俳優は元新聞記者の人なのかな?」と思うほど、自分の役回りを理解した演技。おそらく、脚本を読み込むだけでなく、役者として様々な“取材”をして撮影にのぞんだのでしょう。とりわけ、航空・鉄道事故調査委員会(運輸安全委員会に改称)のメンバーに、事故原因の情報を本人に直接聞いて、最終確認するシーンは、素晴らしい。
今はネットがありますから、すぐに調べたら、この俳優は「堺雅人」という人で、私および石川知裕君(北海道11区)の早大の同級生にあたることを知って、うれしく思いました。
そうしたら、宮崎タケシさんの1月9日付のブログにもあるとおり、堺雅人さんはこの作品で「キネマ旬報(キネ旬)」の読者投票や「日本アカデミー賞」などの助演男優賞を総なめしたことを知り、自分のことのように喜びました。
TVで見て、作中に出てくる商店街が、昨年9月に群馬1区総支部を訪れた際、宮崎タケシさんから「帰りに寄ると良いよ」と言われた県庁近くの目抜き通りの商店街だと気付きました。まあ、俗に言う、シャッター街です。
この映画を見ると、楽しくかつそして、ものすごく辛かった8年半の新聞記者時代の思い出が蘇ってきます。ちょっと脚本がスッキリしない面もあるのですが(^^;)、見る価値は十分にある映画です。なお、記者仲間では映画に先立ちNHKが製作し2回にわたって放送した「NHK版クライマーズ・ハイ」(佐藤浩市主演)の方がリアリティが高い、という声があります。
それはさておき、宮崎タケシさんに当選してもらわなければ困ります。
群馬1区は、前橋市、桐生市(旧新里村・旧黒保根村)、沼田市、渋川市(旧赤城村・旧北橘村)、みどり市(旧東村)、利根郡です。
民主党新人で元上毛新聞記者の宮崎岳志さん(39)、自民党町村派前職の尾身幸次元財務大臣(76)、日本共産党新人の酒井宏明さん(43)、諸派新人の滝崎明彦さん(45)、無所属新人の山田晶さん(57)が立候補を予定しています。
情勢としては宮崎岳志さんと尾身さんの一騎打ちの様相ですが、宮崎さんはまだ上にはあがれていないようです。宮崎タケシさんはあと22日間、地獄のように辛い夏を闘い抜きます。とくに沼田市では前職の地盤が厚く苦戦しているようです。が、前橋市医師会から推薦を受けているほか、前橋市長、前群馬県知事からも支援をいただいていますから、
十分に可能性はあります。
ぜひ前橋市など都市部のみなさんの応援と、山間部、とくに自民党の牙城である沼田市などのみなさんのご理解をお願いしたいと思います。
【クライマーズハイ】「群馬県警、弊社を家宅捜索」を報じた記者が国政へ 宮崎岳志さん
【街頭演説】宮崎タケシさん(群馬1区)「医療再生、地方再生」を訴える
【動画】総支部長に直撃!宮崎タケシさん(群馬1区)インタビュー
岡田幹事長、宮崎タケシ総支部長とともに、前群馬知事に協力要請
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ところで・・・
昨年9月、前橋市内にこのような政治活動用ポスターがありました。6枚連続して張ってありますが、公職選挙法では2枚連続までしか張れないことになっています。2枚ごとに間をあければ違反でないと解釈されているようですが、この掲示場所では、すきまがまったく見られませんから、明らかな公選法違反でしょう。というよりも、シャッターが閉まりっきりのお店にポスター6枚張るなんて、有権者への締め付けにしか思えません。
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