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TPP、米大統領から牛豚農家への国内対策「圧力無い」と農相断言 衆農水委、参内閣委などが閉会中審査

2015年12月10日 19時54分35秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

[写真]きょうの国会裏=筆者・宮崎信行撮影(2015年12月10日午後1時50分)。

 今週は連日、閉会中審査が行われています。

【平成27年2015年12月10日(木)衆議院農林水産委員会】

 米大統領や農務長官らが、日本のTPP対策として、牛豚の赤字を補てんしようとしていることに、圧力をかけたとする報道について質問がありました。

 民主党の玉木雄一郎さんに対して、森山農相は「公式にも非公式にも無い」と断言しました。また、TPP再交渉に関する話し合いもないとしました。

 質疑の後、きのうの参農水委と同じく、「平成27年度の畜産物価格に関する決議」が賛成多数で採択されました。

【同日 参議院内閣委員会】

 内閣府の政務三役のうち、10月7・8日の内閣改造で新任された大臣、副大臣、政務官らがあいさつ。特定秘密保護法担当の岩城法相、官邸(内閣官房)の萩生田官房副長官らもあいさつ。その後、大半が退席しました。

 山下芳生さんに対しては菅義偉官房長官らが、藤本祐司さんには河野国家公安委員長らが答弁しました。

 テロとゲリラの言葉には意味の違いが無く、警察庁が以前はゲリラと言っていたが、今はテロと言っているという趣旨の政府参考人の答弁がありました。

 菅長官は、ISとの戦争に、自衛隊が参加することはないと強調しました。

【同日 参議院北朝鮮による拉致問題等に対する特別委員会】

 正直言って、衆参のこの委員会は特段法案もかからず、存在意義のために、閉会中審査をすることが多い面があります。ただ、きょうは拉致被害者関係の民間人が呼ばれることはなく、新しく担当になった加藤拉致相との認識の共有に資したようです。

【同日 参議院情報監視審査会】

 インターネット中継無しに行われました。会長は金子原二郎さんです。

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