[写真]常任幹事会にのぞむ、西村ちなみ幹事長と大西健介選対委員長、きょう、宮崎信行撮影。
立憲民主党は先週に続く常任幹事会をきょう2022年6月14日開催し、来月10日投票の第26回参院選の全国比例の候補者5名を追加で公認し、合計18候補となりました。
きょう決まった5候補のうち、2候補は「政党史上初のパターン」となりました。
前回から、「選挙区の合区」「比例の特定枠」ができました。選挙区の「徳島・高知選挙区」は自民現職の中西さん、国民新人の前田元高知県議、共産党の松本さん、N党の中島さん、参政党の荒牧さんの5名が準備しています。そして、全国比例で自民党は梶原元高知県議を公認しており、梶原さんが特定枠になるとみられます。
立憲民主党はきょう全国比例で、河野麻美・徳島県連職員(32歳)と、菅原美香・高知県連職員(60歳)の女性2人の新人を同時に公認しました。これにより、同党の全国比例は18名となり女性比率44%となりました。西村ちなみ幹事長は「20名、50%が目標」(先週の記者会見)と語っています。
西村幹事長は、きょうの定例記者会見で、「選挙区に(野党一本化などで)候補者を立てない選挙区では、ご当地比例候補を立てる方針だった」と語りました。そのうえで「両県連の今回の申し出はありがたかった」と述べ、女性比率の向上と徳島・高知での立憲民主党票の掘り起こしが必要である党本部の事情を、両県連が「忖度」して、両候補の上申があったことを示唆しました。
特定枠は選挙運動が制限されています。一方、河野候補、菅原候補も、公営掲示板は全国でも限られるほどですし、また街宣車をどのくらい使えるものなのかは、正直ほとんど知っている人はいないと思いますが、各々の県連がふだんからお世話になっている団体の事務所などを訪れることの制約はほとんどないでしょう。また、政党ビラの配布なども、やりやすいでしょう。
全国一斉の国政選挙なので、筆者としてもこれから1か月間に、合区・特定枠に関する現行公選法や、河野、菅原両候補の活動に関するフォローの記事を書くことは難しいと思いますが、「あと一歩」に向けて悔いのないたたかいを期待したいところです。
以上です。
立憲民主党は先週に続く常任幹事会をきょう2022年6月14日開催し、来月10日投票の第26回参院選の全国比例の候補者5名を追加で公認し、合計18候補となりました。
きょう決まった5候補のうち、2候補は「政党史上初のパターン」となりました。
前回から、「選挙区の合区」「比例の特定枠」ができました。選挙区の「徳島・高知選挙区」は自民現職の中西さん、国民新人の前田元高知県議、共産党の松本さん、N党の中島さん、参政党の荒牧さんの5名が準備しています。そして、全国比例で自民党は梶原元高知県議を公認しており、梶原さんが特定枠になるとみられます。
立憲民主党はきょう全国比例で、河野麻美・徳島県連職員(32歳)と、菅原美香・高知県連職員(60歳)の女性2人の新人を同時に公認しました。これにより、同党の全国比例は18名となり女性比率44%となりました。西村ちなみ幹事長は「20名、50%が目標」(先週の記者会見)と語っています。
西村幹事長は、きょうの定例記者会見で、「選挙区に(野党一本化などで)候補者を立てない選挙区では、ご当地比例候補を立てる方針だった」と語りました。そのうえで「両県連の今回の申し出はありがたかった」と述べ、女性比率の向上と徳島・高知での立憲民主党票の掘り起こしが必要である党本部の事情を、両県連が「忖度」して、両候補の上申があったことを示唆しました。
特定枠は選挙運動が制限されています。一方、河野候補、菅原候補も、公営掲示板は全国でも限られるほどですし、また街宣車をどのくらい使えるものなのかは、正直ほとんど知っている人はいないと思いますが、各々の県連がふだんからお世話になっている団体の事務所などを訪れることの制約はほとんどないでしょう。また、政党ビラの配布なども、やりやすいでしょう。
全国一斉の国政選挙なので、筆者としてもこれから1か月間に、合区・特定枠に関する現行公選法や、河野、菅原両候補の活動に関するフォローの記事を書くことは難しいと思いますが、「あと一歩」に向けて悔いのないたたかいを期待したいところです。
以上です。