(初投稿は11時半)
日曜日が、春の統一国政補選と、第19回統一地方選の開票日。前者は日曜夜、後者は月曜日にも全体像が見えてきます。政局が流動化し始めて、来週土曜日から10連休。自分なりの政局センス、世論・景気を読む力があるかないかで、令和における自分の置き場所が変わるかもしれません。そう考えると、その谷間の最後の平和な日かも知れません。
【参議院議院運営委員会 平成31年2019年4月19日(金)】
そんななか、「歳費法改正案」(198参法1号)の審議入りをめぐって、紛糾。末松信介委員長は毅然と付託されました。経緯は何であれ、有権者からどう見えるかを考えるべきであって、化けの皮がはがれていることに、気づかないと。歳費乞食とよばれますよ。落選したら食べていける人は1%未満なのは分かっていますが。
【参議院本会議 同日】
「大学等修学支援法案」(198閣法21号)が審議入りしました。
但し、衆議院では国立大学法人の合併などを盛り込んだ法案と一括審議されたのに、参議院では一本だけで付託し審議することになったことを、熟議の府などと盛り立てた議員がいて、私のように長くやっていると、会派の勉強会などで誰に洗脳されているか、その固有名詞も含めて見えてくるので、しらけてしまいました。まあ、しらけた、と正直に書く感じで、私の場合はいいのかなと認識しています。
上程。
「2025年大阪万博特措法」(198閣法11号)は投票総数227、賛成211、反対16で可決し、成立しました。
「改正裁判所職員定員法」(198閣法19号)は投票総数231、賛成187、反対44で可決し、成立しました。
「ため池管理保全法」(198閣法29号)は投票総数231、賛成231、反対0で可決し、成立しました。
「アイヌ新法」(198閣法24号)は投票総数230、賛成216、反対14で可決し、成立しました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
衆議院側の厚生労働委のみ。珍しく、統一地方選休戦ができた2019年でした。
「パワハラ防止法案」(198閣法38号)対「セクハラ防止法案」(198参法2号ないし4号)という構図になっているようです。
立憲民主党の大河原雅子さんは、委員長から名前を間違えられていました。大河原さんは、民主党系の会合でよく名前を間違えられていましたが、自民党の人からも間違えられるのだな、と感じました。それがどうした。
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