タラノキは山菜で有名な樹でタラノメとかタラッペやタロッペとか呼ばれている棘が一杯の樹木です。
葉は2回羽状複葉で葉柄の基部が茎を抱き込んでいます。小葉が落葉して主軸だけ残っているので単葉ではと間違えやすいのですが複葉で葉柄の中に冬芽が隠れているのです。↓チョコットだけ頭が見えますね。
この葉柄が落ちるとネックレス(葉痕)をした冬芽が現れます。他にはヒゲ(葉痕)をたくわえたサンタさんに例えることもあります。
このネックレスは細長いV字型やU字型の葉痕でその中には宝石のような維管束痕が並んでいます。
(冬芽と葉痕:156種類目)
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