何回か紹介しているキバナツノゴマ「別名=オオツノゴマ、悪魔の爪(Devil's claw)、旅人泣かせ」の実が出来て乾燥していたら種子が取れ始めました。
しかし不思議な構造です・・・黄色い花が終わってから先端が細くなった嘴のような緑色の実が出来て・・・
秋も深まった頃に緑色の果皮とでもいう部分が茶色く乾燥して割れて落ちると、黒っぽいトゲトゲの鞘が出てきました・・・
莢の先端は湾曲していて乾燥してくると二つに割れてまるで角のようです。この先端を間違って指に引っ掛けてしまったらグサッと刺さって出血してしまいました。「旅人泣かせ」とか「悪魔の爪」と言う理由を身を持って経験してしまいました!
二つに割れた角の根元が割れて種子が出てきました。
この種子をこのまま蒔いても発芽率は悪く、黒い硬い種皮を取らないとなかなか芽が出ないのですから随分と手のかかる種子ですよね・・・
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