虫えい(虫こぶ)はアブラムシやフシダニ、タマバチなどの虫が植物に寄生して出来た奇形です。そして中には面白い形のもの綺麗なものなど色々あります。
面白い形の虫えいの代表格は何と言ってもエゴノネコアシ(アブラムシ科)でしょう。名前もユニークです・・・。
この虫えい(虫こぶ)は、一見花が開いたような十数個の房から出来きあがっています。えい形成生物はエゴノネコアシアブラムシでえいの色は黄緑色、形が猫の足のようにも見えるので付いた名前と言われていますが、私には猫の足には見えないなぁ~(想像力がないのかも)。
5月頃に幹母によって虫えいが形成され第2世代が入ると閉鎖されるそうです。7月頃に有翅虫が現れる頃に先端が開いてイネ科のアシボソに移住し、10月になると有翅産性虫となって再度エゴノキに戻って来るそうです。
一房を切断したところ・・・房の陰になってしまいましたが、虫えいの中から何かの幼虫が出てきました。専門のえい食者であるクロフマエモンコブガの幼虫でしょうか?
にほんブログ村ランキングに参加中です。
ポッチとクリックお願いします。