MATURE&RELAX

好きが仕事に
イギリスアンティーク雑貨とシャツの店を
オープン。
主婦のつれづれ日記

こだわり

2006-05-24 | ライフスタイル&ファッション
「『こだわり』なんてなにもありませんよ。昔ながらの、当たり前の製法で取り組んでいるだけです。」

ふと耳に飛び込んできた、キーワード。レポーターにそう答えているのは
とある精肉店の店主。独学でハム、コンビーフ作りを学び、ヨーロッパでも高い評価を得、
数々の賞を受賞。ごくごく普通の肉屋の“おじちゃん”である。

最近「こだわりの、、、」というキャッチがやたら目に付く。
なるほど、当たり前の事が当たり前でないから、逆にこだわる事が大きく
取りざたされる縮図にあらためて気づく。

「この葉はパイナップルの香りがするんですよ。セフィロパーク。始めて市場で見かけて。」
とイケメンフローリスト。
「この紫の花はセリンセ。珍しいでしょう」と仕入れたばかりの花を丁寧に説明してくれる。
明日は器のギャラリー「釉」での絵手紙講座の日。
画材調達に必ず立ち寄る花屋でのいつもの一コマ。

この花屋には、花用の冷蔵庫はない。あくまでも、花本来のあるべき姿で
最後まで、見届けるまで。
駅からも少し離れ、間口も狭く知る人ぞ知る。しかし花揃えやディスプレイは
パリの小粋な花屋そのもの。ファンもことさら多い。

こちらはハム作り名人と違って、イケメン若手フローリストだが、
心意気はこのおじちゃんと同じ。その名はダンデライオン
絵手紙講座、画材調達の強い味方。


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