ナンテンの白いお花です。
枝先に小さなお花をたくさんつけて・・・下のような形になります・・・
たくさん咲いているのですが、綺麗な状態のお花を見るのはなかなか難しいのではと思いました。
と言うよりも・・・整ったお花を見たことがないような気がします。
「雄しべ:6」「雌しべ:1」
黄色の雄しべにはこげ茶色の線が縦に入ります。
白いお花の花被片はいったいどうなっているのでしょう?
身近なところにあるせいか良く見つめたことがありません。
花被片や雄しべが落ちると、雌しべの先端には赤みが差しふっくらしてきました。
わかり難いのですが一番上のお花・・・
雌しべと雄しべだけになっています。その下の白っぽいところは花被片の落ちた痕なのでしょうか?
↓↓↓
良く撮れていないのですが蕾にある・・・模様のように見えるのは何でしょう?
ナンテン(南天)メギ科・ナンテン属
なかなか理解できませんで・・・わからんちんですよね・・・
またノートしながら憶えたいと思います。
とても難しいことをわかりやすく教えていただきましていつもありがとうございます。
ナンテンて当たり前のようにその辺にあって、「難を転ずる…素敵なお花」ですよね。
そのナンテンの花・・・少しずつですが段々わかってきたように思います。
本当にありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
普通は蕾と呼ばれているものは、外側から①包 ②萼 ③花びら ④おしべ ⑤めしべ の順になっています。
開く前の「蕾」の頃には、一番外側にあって花被(花びらと萼)とおしべ、めしべを包んで保護しているのが苞です。
ただ、苞が発達していない植物では萼がその代わりを果たします。
萼が発達していない場合は花びらがおしべ・めしべを保護します。
このように必ず苞、萼、花びらがあるとは限らないようです。
普通は花弁を支えするのが萼ですが、区別がつきにくい場合もあるので内花被片(花弁にあたるもの)
外花被片(萼片にあたるもの)と呼ぶ事もありますね。
ですから、花の構成要素として標準的には①~⑤は独立して区別が可能ですが
それぞれが他の要素を兼ねたりすることも多いので正確に区別することは難しいです。
ナンテンの蕾の一番外側に見えるモノが萼片なのか苞葉なのかの区別も正確には難しい気がします。
わかりました。もう一度よ~く見てみたいと思います。
萼片と白い花弁と黄色の雄しべ・・・真ん中に雌しべですね。
「蕾の頃には萼片」が、赤く色付いた柱頭と膨らみ始めた子房の下には、
「萼片や花弁の落ちた痕」が見えました。
これからはナンテンを見える目がかわると思います。
萼片があれば花弁と思って良いですか?
いつも色々とありがとうございます。
いずれもが早く落ちて、未熟な果実が膨らんでくる。
全ての段階がほぼ同時に同じ場所で見えるので、ジックリ見てやろう…と思わない限り
ゴチャゴチャした印象しか受けない花ですね。
それでも蕾、開花、花粉を出すおしべ、花粉を受けためしべと膨らんでゆく子房と
順を追って見てゆけば何とか理解出来そうです。
幾つもの画像に、その状態が全部残されているのでジックリ見てあげて下さい。
蕾の頃には萼片も写ってますし、赤く色付いた柱頭と膨らみ始めた子房の下に、萼片・花弁の落ちた痕もしっかり写っています。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/a1242cecf925a3e43cceb0c215f7af45