こいもの想い・2

趣味のカメラで身近な被写体を楽しんでいます。

カラムシ

2021-10-12 06:00:00 | 
カラムシです。
今年は今頃になってやっと撮れました。
次の日にもう少し見たいと思い出かけたのですが・・・
もう草刈りに遭って土手は丸坊主になっていました。
カラムシのところでは、必ずと言っても良いくらいに
フクラスズメの幼虫に出逢います。
結構毒々しい色合いですから一度見れば忘れられません。
葉は穴だらけ・・・すごい食欲のようです。

これは綺麗な葉です。葉脈も葉を一周する鋸歯も美しいです。

エヘン虫のようなイガイガに見えるのが雌花序・・・

葉裏は白いです。


雄花序・・・

白く見えるのが雄しべのようです。


わかり難いですね。小さくてなかなか上手く撮れませんでした...(×_×;)

フクラスズメの幼虫・・・カラムシの葉にはたくさんいますよ・・・

毛も生えて色合いも毒々しく可愛くないですね。
あらあら、、、そんなことを言ってはいけませんね。
カラムシ(苧麻)イラクサ科カラムシ属

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
茎を叩いて繊維をとりだして…。 (林の子)
2021-10-12 16:16:58
大昔は麻苧、麻などからも繊維をとりだして粗末な衣類を作った、そんな記録が残されているようで
最近では楮や三椏などから紙を漉くのと同様に、体験学習の材料になっているようですね。
確かに何も無かった時代でも「知恵」を絞って何かを作り出す事が出来たのでしょうから
体験学習にはもってこいの材料でしょう。
今は何でも作られ、売られているのでお金を払えば手に入るので「体験」止まりでしょうけれど。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/b12929078416bda883dd1f8c9386f62a
返信する
体験学習の材料ですか・・・ (こいも)
2021-10-13 00:47:21
林の子さん
茎を叩いて繊維をとりだして衣類を作ったのですね。
知恵を絞って何かを作り出すこと・・・すごいですね。
麻の衣類はとても好きですが、カラムシから作る衣類はどんな着心地だったのでしょう?
興味深いです。
それにはこちらの虫食いの葉を見てしまうとちょっと・・・困りますね。
辛うじて残った綺麗な葉を見ると、きっと素敵な布ができたのでしょうね。
今では「体験」止まり・・・なのですね。
カラムシを漢字にするとどうなりますか?
よくわからずに「苧麻」としましたが・・・。
返信する
漢字の話 (林の子)
2021-10-13 07:30:29
古来、茎の事は「から」と呼ばれていたのでその茎を蒸して皮を剥いで、衣類を作るための繊維を採ったので、カラムシ。
ですから、カラムシ (茎蒸)なのでしょうが 、昔はそれぞれの地域で利用されていたので幾つもの呼び名があったのでしょうね。
マオ(麻苧、真麻) 、クサマオ (草麻苧)、チョマ(苧麻)等は、
アサ(麻)の茎も同じように利用されたので、その名前、字が使われたのでしょうね。
普通の人たちが漢字で物を表現する事は、そんなには古くは無い習慣の筈で
現代人が呼び名などに字を充てたものだと思います。
字面が似ているイモ(芋)の葉柄は、ズイキ(芋茎/ずいき/芋がら)と呼ばれて食しますね。
返信する
カラムシ (茎蒸)。 (こいも)
2021-10-13 10:08:58
林の子さん
茎の事は「から」と呼ばれていたのですね。
『茎を蒸して皮を剥いで、衣類を作るための繊維を採ったので、カラムシ (茎蒸)。。。』
とっても良くわかりました。納得です。(^▽^*) ♪
そして、地域ごとにいくつもの呼び名…素敵!!
現代人が呼び名に字を充てたのですね。
とてもわかりやすい解説をありがとうございます。

「これ、知ってる?」
昔、義母が「ズイキ(芋茎/ずいき/芋がら)」をもって来てくれました。
教えていただいた通りに作ってみたのですが、
見た目とはちがい、それはそれはとても美味しかった~~~。
忘れられない「芋がら」になりました。
最近はなかなか手に入らないです。
いつもありがとうございます。
返信する

コメントを投稿